不思議とネット配信されてないニュースだけれど、沖縄県名護市で筋ジストロフィーに犯されてしまった青年が、24時間介護を求めて、不服申し立てしたニュースがあった。前回名護市に却下された不服申し立ては、今回沖縄県に対して行われたけれど、やっぱり前回同様、24時間介護は必要がないという結論で、青年の不服申し立ては却下されていた。誰の目にも、この青年は24時間介護を受けなければ生きていけないことは明らかで、何故不服申し立てが却下されているのかは解せない。地方自治は、どこでも赤字財政で、それがために今月から住民税が大幅増税となったわけだけれど、それが原因で今回の不服申し立て却下ということになったのだろうか。思うに障害者自立支援法という悪法のためだろうけど、この国はいつになったら本来の福祉・介護に目覚めるのだろう。幼い未成年者、重度の障害者、高齢者という、働いて稼ごうにも稼げない人はどうしろというんだ。こういう人たちにも生きる権利はあるんだし、それがために人権擁護というものがあるんじゃないのか。昨日書いた救いようがないバカモノには、はっきり言って人権などない。社会の中にいては駄目な奴だ。そういう奴の名前がマスコミにでたということで人権擁護委員会なるものがシャシャリでてくる。こんな奴には、未成年であろうとなかろうと、人権なんかないのだから人権擁護委員会が出てくる必要なんてないし、擁護すべきものなんてないはず。話しはずれたが、所得税減税とは名ばかりで、定率減税撤廃、住民税の大幅アップとくれば、増税されていることは明らか。医療負担や年金問題、所得格差。事情はともかく、国民はすべて均一に経済を負担しろ、と言ってるようなもんだ。大体官僚に支配されているこの国はどうなっているんだ。官僚もそうだけれど、政治家だって徹底的に支出を切り詰めているなどとは思えないし、見えない。国民の先頭に立つべき政治家が、見本になっておらず、自らは切磋琢磨せず、国民に一律に負担を強いろうとするから問題なんだ。我慢にも限度がある。もうすでに、それをこえてしまっていることに何故気がつかないのか、不思議で仕方がない。来月、参議院選挙が行われる。絶対に自民党や公明党なんかに投票しちゃ駄目だ。公私の区別がない奴が首相をし、一方的に負担を押し付け、議論もロクにしないで多くの法案を通そうとし、それが改悪につながっている。年金問題だって、日が経てば経つほどボロが出てきて、1年なんかではケリがつかないのは明らかだ。野党が政権党になったって、どうなるか分からない。けど、政権党を変えることで、現状打破は図るべきだ。政治と生活は、切り離せない。充実した福祉実現に向けて、自民党は野に下るべきだし、解体されるべきだとも思う。もう、たくさんだ。