先日、あるテレビ番組で面白いことを話し合ってるのを見た。
自分の考える法案を持ち寄り、それに賛成と反対に分かれて討論するのだ。
そこで、あるお笑いタレントが
「『空気を読むことを禁止』法案」を出した。
はじめは「は〜?」と思いながらなんとなく聞いていたが、
なるほど〜と、ちょっと感心した。
彼が言うには、
空気が読めないことを若者の間で「KY」などといい、
いかにも周りに合わせることがいいこと、
周りの雰囲気に合わせない者を除外するムードが
許せない、
・・・といった内容。
空気を読むことをしなければ、
みんな気持ちも自由に発言し、行動できるのではないか、
ということらしい。
ちょっと「ふざけてるのか?」とも思ったけど、
アスペタイプの息子を持つ母としては
なかなか興味深いものでした。
学校などでも「空気が読めない」ということで
仲間はずれやいじめが起きていたりするらしい。
だいたい「空気」ってなんだよ?
番組内でも誰かが言ってたけど
「空気を読む」ってものすごく日本的なことだ。
周りに合わせよう、自分の気持ちはさておき、
場の雰囲気を壊さぬよう変な気を使う・・・
「空気を読む」って日本語以外にこんな言葉、あるんだろうか?
しかしながら、アスペには「空気の読み方」がわからず、
孤立してしまうことも多々あるように思う。
ただ、自称「空気を読める」人=正しい、とも限らない。
自称「空気を読める人」が多数だから
少数派の「空気を読めない人」といわれる人が責められる。
確かにアスペタイプののび太は、
いわゆる「空気を読めない」人間だ。
そのために仲間はずれに合い、いじめもあり、
悪口も言われ、日々傷ついている。
「個性の時代」とか「自分の意見を持とう」なんていう割には
「空気を読めないことは世間ではマイナス評価」なんだな〜
もし、この「空気を読むことを禁止」法案が
現実に国会とかで可決されたら(ありえないけど・・・汗)
アスペタイプの人々の救済策かも知れないんだけどね・・・
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