公開5日目。。。

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Nice!
週末のイベント予定の告知です。◆8月29(土)の4回目の上映後。『ぼくうみチィーチイン』。テーマは「映画制作とキャスティングについて」登壇者~福田監督、中村ラインプロデューサー、古川キャスティングプロデューサー。ゲストに伊藤祐貴クンも参加です。◆8/30(日)の2回目の上映後。ぼくうみ劇場公開記念、『高橋直純×福田監督 スペシャルトーク』主題歌を担当してくださった高橋直純さんがゲスト出演してくださいます。この2回、かなりの混雑が予想されます。特に高橋直純さんの回は、はじめての満員御礼が予想されています。入場整理券(チケットに番号を押印します)は、朝10時からでもOKですので、直純さんファンの方は早めの方がいいかも知れません。都の施設ゆえ、消防法にもやたらうるさいので、定員以上は入れないと思いますので。m(__)m……と、営業はとりあえずここまで。m(__)mだんだんとネット上のあちこちに、ぼくうみの感想を書いて頂けるようになりました。このブログへのコメントや実行委員会の感想BBSの場合は、褒めるのが仁義、みたいなとこがあるもんですけど、外の各サイトでの映画紹介に付属する感想用ボードには、なかなか辛辣な意見があったりもします。ま、覚悟はしてます。でも、無視されるより、悪口言われてる方がいいです。書いてくれてるのは、ぼくうみを観てくださった方々なので。(^^;で、感想コメントに対する感想をば、ちょこっと。。。以下のものは、某所にあった感想です。本当はコピペしちゃった方がラクなんですけど、書いた人の著作権に触れるので要約します。「映画に対する作者の思いはわかる。すがすがしい作品ではある。でも、自閉症の世界が遠くに感じられる。観ている自分が傍観者になってしまった。最近の自閉症関係の作品は身近に感じられるものが多くなってきていて、魅力的な世界に描けているものの、ぼくうみはひと昔前の感じのガラス張りの向こう側のような感じ。手が届かないもどかしさを感じる。作者はそれを表現したかったのだろうか」すごく真摯な率直な意見で、読んでて嬉しかったです。そっか。自閉症が遠くに感じられる、か。。。最近増えてきている自閉症関係ドラマの方が身近に感じる、か。。。うーん、結局のところ、このような感想自体が、自閉症の理解が実はまだ全然進んでいないという現実の現れのように感じてしまうの、私だけじゃないと思います。たぶん。素材として自閉症を取り上げて貰えるのって、自閉症の関係者としてはとっても嬉しいのです。ただ、なんていうか、合わせて違和感も感じてしまうのです。身近に感じてくれているというのは勘違いで、単なる取っつきやすさに騙されているだけなのでは? と。。。売れっ子の役者さんを使って、視聴者側が受け入れやすい、制作者側に都合のいい自閉症像をつくって描けば、そりゃ一般視聴者に身近かさを感じさせることは出来ると思います。私だって、そういう脚本書けって注文受ければ、ぼくうみ以上に気楽に簡単に書けると思います。脚本家が一番簡単に書ける話って、実はお涙頂戴ストーリーとか超感動ストーリーですもん。(^o^)v自閉症を知らない人は傍観者側。知ってる人は当事者側。。。両者の間には、今でもとてつもなく高くそびえる壁あります。そんな壁を、一朝一夕に崩すことなど出来ないことを、特に親たちは知っています。自閉症だけに限りません。すべての障害に関して、この壁は存在します。今後、多少は低くなっても、やっぱり消えないんだろうな、と親はみんな思ってるもんです。だから私、ジョークでよく言うんです。一家に一人障害児、と。そしたら傍観者がいなくなるから。(^o^) これが1位でも集客には結びつかないんだよなあ。。。