カエルの子はカエル

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Nice!

5年生になり、すっかり気持ちが落ち着いているのび太。先生の一言ってスゴイ・・・と、改めて感じているこの頃・・・最近、のび太は学校のことをあまり話さなくなった。まあ、そういうお年頃だろうし、それだけいざこざがない、と言うことなんだろう。自分が幼かった時、学校で何した?とかゴチャゴチャ詮索されるのが嫌だったので、私はあまりしつこく聞かないようにしている。・・・しているけど、たまには聞きたくなる(笑)「のび太、休み時間とか誰と遊んでるの?」「遊んでない。本、読んでる」「へぇ~のび太、図書委員だもんね~ 図書室で読んでるの?」「図書室で借りた本を教室で読んでる」「誰かと遊んだりしないの?」「う~ん、最近はあんまり遊ばない」「そっかぁ~本、読んで過ごすのもいいよね~」「うん。誰かと遊ぶのもメンドクサイし。 ○○しよう~って言われたらやることもあるけど」「いいね~なんかカッコいいね、のび太」のび太は基本的に積極奇異型の典型だった。しかし、成長と共にアスペ系なりに学習し少しずつ変化する。本来、友達の中にいたいのび太だけど、放課後も友達と遊ぶこともないし、さらに、休み時間もひとりで過ごしている、と聞くと、正直、母としては胸が痛い。4年生の時、散々嫌がらせを受けていたときに、「そういう時は『遊ばない』って言って ひとりで本読んだり好きなことしてた方がいいんだよ」と、言い聞かせても、友達と遊んではいじめられていたのび太。ちゃんと、私が言ったとおりに過ごしてるんじゃん・・・それに「誰かと遊ぶのもメンドクサイ」というのび太。確かにそういう時もあるしね。そう思いつつ、複雑な心境の母である。・・・ああ、そういえば、私も5,6年生の時は休み時間、ひとりで絵を描いたりしてたな・・・放課後もたま~に友達に誘われて断れなくて約束してはブルーな気持ちですごく辛かった・・・なぁ~んだ。カエルの子はカエル。ヘンなところばっかり、似てる。