[:NEW!:]一般受付開始 2009年4/6(月)より【日時】 2009年4月〜9月 ※ 13:15 〜 16:15 (1回3時間) ?4/25(土) ?5/30(土) ?6/27(土) ?7/25(土) ?8/29(土) ?9/12(土)【講師】 小松 誠之助 先生 (滋賀県長浜赤十字病院・臨床心理士) 【会場】 神戸市産業振興センター 会議室 *神戸市中央区東川崎町1丁目8-4 代表078-360-3200 【主催】 ハーシンク【お申込み】こちらよりメールまたはFAXでお申込み下さい。【参加費】 全6回 ¥30,000 (税込) ※受付完了の返信をご確認後、参加費のお振込みをお願い申し上げます。 【定員】 30名程度 【〆切】 4/17(金) ※ただし定員になり次第〆切とさせていただきます。《 初級講座の目的 》 ロールシャッハ・テスト(阪大法)の実施法、基本的なスコアリングと概念および解釈について、実習を交えて学習します。正確なスコアは、精密な解釈によって仕上げられますので、解釈をしながらスコアを見直し、スコアを見直すことからまた解釈を深めるという学習を進めていきます。阪大法を身につけるには、継続的な繰り返しの学習を行い自分になじませていくことが必要で、いつも基本に立ち戻る学習となります。そして阪大法はその繰り返しが臨床にも必ず生きてくる方法です。また講師の解釈背景にあるユング心理学についても学習を進めます。 《 内容・予定 》 ?ロールシャッハ・テストの実施法(含実習体験)と基本的な考え方 ?形体水準 ?把握型 ?体験型 ?結合、明細化、生産態度 ?他症例との比較【対象】以下のいずれかに該当される方 *ハーシンク主催の「ロールシャッハ・テスト学習会〜初級編〜」を修了、もしくは同程度のお力をお持ちの方 *臨床心理士など、心理、教育、福祉などの領域で、ロールシャッハ・テストの解釈を必要とされる方、および学生。【必須文献】※お手数をおかけしますが各自でご準備ください。ロールシャッハ・スコアリング―阪大法マニュアル辻 悟, 福永 知子 金子書房1999(3500+税) 《参考文献》ロールシャッハ検査法―形式・構造解析に基づく解釈の理論と実際 辻 悟 金子書房1997(6500+税)こころへの途―精神・心理臨床とロールシャッハ学 辻 悟 金子書房2003(5400+税)■自主学習会について■ 参加者有志により、昨年より開催させていただいています。そちらもあわせてご活用いただければ幸いです。 ・会場予定:神戸駅周辺 ・参加費別途:¥500程度(コピー代、会場費など) ・時間:学習会当日の午前中 ・自由参加 生命力あふれる春の訪れを感じることのできる今日この頃です。皆様におかれましてはお仕事やご研究にますますご精励のことと存じ上げます。さて、昨年春より始めました「ロールシャッハ・テスト学習会」を踏まえ、2009年度も引き続き下記の通り開催させていただくこととなりました。 ロールシャッハ・テストは、精神科および心理臨床の現場において、長年に渡って不動の位置を占めてきた心理検査です。それは人格診断や人格理解において、他の検査の追随を許さないほどすぐれた力を発揮する検査と評価されてきたためです。講師は、長浜赤十字病院臨床心理士の小松 誠之助先生 をお迎えします。難しいと言われるロールシャッハ・テストについて、<知>を通してというだけでなく、ユング心理学を背景としながらイメージ豊かに、身体感覚を通してのようにお話していただけます。スコアリングと解釈の方法としては、阪大法を基盤とします。 「被験者はスコアされた結果を、あるいは結果で生きるのではなくて、スコアに結果するプロセスを生きている」という視点に立つ阪大法は、徹底した構造的解析を基本としますが、それだけに臨床的・実践的に大変役に立つ視点と姿勢を手に入れることのできる方法です。是非ご参加いただき、ロールシャッハ・テストの魅力を味わっていただくとともに、臨床にも着実に使用できる力を得ていただきたいと思います。 なお、この講座だけでは学習にご不安のある場合、初歩的な基礎概念やスコアリングについて参加者有志で行っている「自主学習会」がありますので、それにぜひご参加ください。スコアリングの基本を、下記参考図書「ロールシャッハ検査法」等の事例を通して勉強しています。 〜講師 小松 誠之助先生 ご紹介〜 東北大学工学部をご卒業後、神戸大学教育学部に編入学して心理学を修められました。兵庫県社会福祉事業団「情緒障害短期治療施設清水ヶ丘学園」にてセラピストを経て後、神大教育学部付属養護学校で教員生活を勤められ、その後、現職の滋賀県長浜赤十字病院に移られました。平成17年度〜19年度にかけて2年間、カナダのトロントのユング研究所へ夢分析の研究のために留学されました。現在、ユング心理学における象徴の意味、特に火の象徴について研究を深められています。