今日も講演会に出かけてきました。「困り感に寄り添う支援」がテーマと言えば講師は 佐藤 暁(岡山大学)先生です。佐藤先生の聴講は二年ぶり二度目になります。当地に15年も住んでいらした佐藤先生の話はかなり良かったです子供の保育に携わる方々向けの内容でしたが、保護者の育児のヒントになる内容もいっぱい聞くことができました。障害名や障害そのものに捉われず、またハウツーに走らない、子どもの「困り感」にこそ保育者(支援者・保護者)がどう向き合い関わっていかねばならないのか、という支援マインド・支援観を大事にして欲しいという佐藤先生の思いが伝わってくるようでした。保護者支援の話も「うんうん」と頷ける興味深いものでした。保護者への支援は進みつつあるけど、保護者は支援されるばかりでいいのだろうか?保護者は一人の人間として、親として何を学ぶべきなのか?その保護者自身の学びはどう実現したらいいのだろう?そんなことを考えさせられました。 『 発達障害のある子の困り感に寄り添う支援 』『 発達障害のある子の保育の手だて―保育園・幼稚園・家庭の実践から 』