先日、かーが市役所の施設でK式発達検査を受けました。昨年の5月以来で(過去記事参照)、この結果を元に診断書をもらって特別児童福祉手当の更新をします。そしてこれが来年の就学時の判断基準となる可能性もあります。 その日は私も休みをとり、私とママと、そして保育園のかー担当の先生にも来ていただきました。 今回の検査の内容とかーの様子を簡単に報告します。1.名前と年齢 × 「お名前は?」と訊かれたが答えられず。こんな初っ端からつまずくとは・・・この先どうなるやら。 年齢はちゃんと答えられました。2.絵の表情を読み取る ◎ いろんな表情の絵が描いてあるボードを見せて、「泣いているのはどれ?」「びっくりしているのは?」などと質問される。これは苦手・・・と思いきや、ほとんど完璧に答えられました。ちょっと驚きです。3.物の用途 ◎ 椅子や傘などが描かれたボードを見せて、「座るのはどれ?」「さすのは?」などと質問。これも躊躇なく答えられました。4.積み木① ◎ 目の前の見本と同じものを作るように指示される。かなり手先の器用さも要する難しいものでしたが、頑張って作ることができました。5.積み木② × 簡単なかたちの見本をまず見せられ、それを崩したあと「さっきのと同じのを作って」と指示される。これはやってみようとしたもののできませんでした。やはりかーにとっては目の前にモノがないとなかなか難しいようです。6.大小・長短・重い軽い ◎ これはすんなりいけました。7.数 × 目の前に積み木が何個かあり、先生が手を出して「○個ください」と指示される。かーは積み木を全て先生に渡してしまいます。数が分からないのか、何をするべきか判らないのか・・・?8.図形の見分け ◎ ちょっと変わったかたちの図形が10個ほど描かれたボードがあり、先生が見本の図形をひとつかーに見せて「これと同じものはどれ?」と質問する。こういうのは得意なので楽々クリア。9.言葉の模倣 △ 先生が言ったことを繰り返すテスト。まずは数字で「はち」「ろく・ご」「なな・よん・いち」と数字3つまでクリア。続いて「いまはなつで、あついです」といった文章になりましたが、これはうまく真似できませんでした。やはりかーにとって数字より文章のほうが頭に入りづらいのでしょう。10.行動の模倣 × 積み木が4つ等間隔に並べられ、先生が積み木を一つ持って4つの積み木を順番にコツコツ叩いたあと、もう一度4つのうちの一つを叩き、その動きを真似するように指示する。順番に叩くところまではできましたが、それ以上は無理でした。11.積み木の色合わせ ○ 各面が違う色(2色の場合もあり)で塗られた6個の積み木を、見本と同じになるように向きを考えて並べる。複雑なものは完璧には出来ませんでしたが、それでも頑張ってかなり近いところまでいきました。12.三角形を組み合わせて四角形を作る × 三角形の積み木を2つ渡され、向きをうまく合わせて見本と同じ四角形を作る。何度かトライしましたが、なかなかうまく出来ませんでした。13.ビーズを並べる ○ 3種類のビーズを、見本と同じ並びになるように紐に通していく。見本は10個ほど使っており、先生は「これはちょっと難しいかも」と言いましたが、かーは見本と自分のを何度も見比べたり、時には2つを並べてみて確認したりして一生懸命取り組んでいました。途中アドバイスや手助けをもらいながら、かなり完成に近づくことが出来ました。14.片足ケンケン △ 最後の課題です。先生が突然「かーくん、ケンケンやろう!!」と言い、かーを立たせ、先生がケンケンの手本を見せました。かーもはしゃいで真似しようとし、なんとか2回くらいは続けてやることが出来ました。 1時間近い長丁場でしたが、何とか集中力を持続して検査を受けることができました(先生がその点ずいぶん上手にかーを誘導されたのですが)。 先生は今回の検査についてこのように言ってくださいました。 「前回に比べてかなり出来るようになっていて驚きました。前はほとんど出来なかった3歳レベルの課題もよくこなせています。全体には3歳後半くらいまで発達してるのではないでしょうか。」 昨年5月の時点で2歳7ヶ月だったので、1年弱でそこまで伸びたのなら言うことなし・・・というところでしょうか。 正式な検査結果はまた後日連絡いただけることになっています。