( 7年生の頃の写真です )いつもお世話になっているN県J市に住んでいるヤッチャンパパは いつもパワフルですごいと感動しています。3月は息子さんの小学校の卒業で、今月は小学校の最後の校内委員会が開かれたとブログで拝見しました。https://blog.goo.ne.jp/nobby-no2/2009年3月4日の記事に その時の様子が書かれています。そして、コメントには、「小学校と 進学先の中学校の引き継ぎ」のお話もありました。『今日は、今年度最後…と言うか小学校最後の校内委員会。私ども夫婦を含めて12名の参加であった。学校長、特別支援学級の坦人、交流学級の担任、特別支援コーディネータ、情緒通級の担任、学年主任、進学先の学校長、中学部主任、恐らく新担任となると思える教諭、巡回指導員と、そうそうたるメンバーである。』N県J市で『早くから具体的に特別支援教育に取り組まれた』ヤッチャンパパ。大学で専門に学ばれて、仕事も勉強も そして地元で子供達の為に日本ポーテージ協会の支部活動で指導をされて、本当にどれだけパワーがあるんでしょう☆と思うくらいの スーパーマンのようなパパさんです。RDIのこともとても詳しく、沖縄の学校でも展開されていることを知って、まこちゃんの修学旅行の時に、別行動隊で沖縄の学校見学をお願いしちゃおうか・・と思うくらいです。『沖縄県立名護特別支援学校高等部の金城先生は日頃の療育活動にRDI の技法を取り入れてる。彼女はそのために、学校での活動のビデオ撮りをし、少なくとも1年に1度は自費で名古屋の白木先生を訪ね、指導を仰いでいる。そのような事例も世の中にはあると言うことである。』(ヤッチャンパパのブログから)私はといえば、B区で教育改革の委員会のことで精一杯で、S区に引っ越してきてからは・・・特別支援教育を知ってもらうことからの 本当にマイナス地点からのスタート・・・そして「子供の人権を守る」ことでも精一杯でした。いつも・・ヤッチャンパパには たくさん たくさん愚痴を聞いて頂いたり、励ましてもらったり・・・中学の最後の1年は、何も動けない感じの1年でした。学校の中で理解を得るには管理職の理解と協力、そして 子供と関わる先生達と 情報と理解のキャッチボールが必要でした。小学校の時、7年の時は それが可能でした。8年は 学級に通えなかったので、まこちゃんと私は2人で自習生活でした(学校の中で)管理職の先生のご協力と普通学級の先生のご協力もあって、学校にNO!と言っていたのが、交流学習を楽しむようになりました。=人生の中での大きな変化でした。9年は なんだかよくわかりません。普通学級の先生と「直接話をすることができない環境」になりました。特別支援学級の先生は業務連絡はしてくれるのですが、まこちゃんの情報が入らないので、どんな困ったことが(本人も、先生も)わからない1年で・・・大切な情報や理解のキャッチボールは ほとんどできませんでした。学校には 特別支援教育に必要な「基本」が無いので、思いつきの支援がほとんどでした。動かないよりは 動いたほうがそれは良いのでしょうけれど・・・支援教育の 中心になるはずの 特別支援学級が 特殊学級へ力強く『逆行』していましたし、特別支援学級には 特別支援教育に何が必要かなど、理解している人が 不在の状態でした。だから・・・この1年は特別支援教育に関しては「無力感」がありました。そして、逆に 統合教育の一歩手前なんだけど・・・と思いながらも『交流教育』を1年通して行って頂いたことで、「まこちゃんの大きな成長」がありました。全てについて100%は望めないけれど、基本の体制としては 評価外でも、交流教育という点では 中学で事例がほとんど無かった交流教育に 大きな成果があったと思います。=もっとも、特別支援教育の基本体制は学校の中には無いので 単発に終わる可能性は大きいのですが・・・。大きな事例をこの学校が作った・・・ということはすごいと思います・・・。『碁盤の上に 飛び飛びに 碁石を置いただけで、つなげずに終わった気がします。』とため息まじりに話をした私に明治学院大学の緒方明子先生が『石を置いたことに大きな意味があるのよ。後につづく人がきっとまた石を置いて 線でつなげてくれるから・・』とってもほっとする一言でした。緒方先生のカウンセリングを受けるときは 私にとって ぎりぎりの時で・・・緒方先生が ちかくにいてくださって どれだけ救われたことでしょう。カウンセリングって 本当に大切だと感じています。小さかった子どもが 小学校を卒業し、中学校を卒業し・・春からは 新しい学校に進学をします。本当に あっという間の時間でした。 7年生の まだ初々しかった中学生が この3年でとても大人の表情になりました。3月19日、卒業式で まこちゃんは大好きなみんなと お別れです。 お別れすることが 悲しい気持ちになるのかな・・・心に大きな変化があるかもしれません。手紙〜拝啓 15の君へ という曲が心にじ〜〜んと来る春です。
( 高等部合格の時の 俺様 9年生 )