[:NEW!:]一般受付 9/22(月)より【日時】 2008年10月〜2009年3月 毎月末(土)13:10〜16:3010/25、11/29、 12/27、2009/1/31 、2/28、3/28 ※計6回 20時間※月末(土)を予定しておりますが、講師、会場の都合などにより、やむを得ず変更する場合もございます。何卒、ご理解、ご協力のほどお願い申し上げます。【講師】 小松 誠之助 先生 (滋賀県長浜赤十字病院・臨床心理士)【会場】 神戸市産業振興センター 会議室 *神戸市中央区東川崎町1丁目8-4 代表078-360-3200 【参加対象】以下、該当される方※1 臨床心理士、および 心理領域でご活躍の専門家、また研究機関・大学におられる方でロールシャッハの習得を必要とされたり関心をお持ちの方。※2 基礎講座修了の方、およびロールシャッハ・テストの入門書を一通り読まれている方。【定員】30名程度【主催】ハーシンク【お申込み】こちらよりメールまたはFAXでお申込み下さい。 【参加費 】 全6回 ¥30,000 (税込) ※恐れ入りますがお振り込みお願いします。【〆切】 10/20(月) ※ただし定員になり次第〆切とさせていただきます。 〜初級編の目的〜 「人間の"こころ(psyche)の在り様を<自我の強さ>とその<病理性>いう観点から構造的に診断する(阪大法)」人格検査法としての『ロールシャッハ・テスト』について、スコアリング(阪大法)の学習をしつつ、基本的な解釈練習をします。《必須テキスト》 ※お手数をおかけしますが各自でご準備ください。ロールシャッハ・スコアリング―阪大法マニュアル辻 悟, 福永 知子 金子書房1999(3500+税) 〈参考文献〉ロールシャッハ検査法―形式・構造解析に基づく解釈の理論と実際 辻 悟 金子書房1997(6500+税)こころへの途―精神・心理臨床とロールシャッハ学 辻 悟 金子書房2003(5400+税)※この度、参加者有志での自主学習会(ロールシャッハ・テスト学習会クラス)を毎月一回程度、計画させていただいています。 詳しくは、初回10月の際に参加者の皆さんにご相談させていただきたく存じます。 秋の気配が日ごと感じる毎日です。皆様におかれましてはお仕事やご研究にますますご精励のことと存じ上げます。 この度、Hearthinkでは今年度初めて「ロールシャッハ・テスト学習会」を企画しましたが、前期の「基礎講座」に続き、10月より「解釈初級偏」を計画しております。 「基礎講座」では、阪大法における解釈の基本概念をじっくりと学習しつつ、スコアリングについても少し練習してきました。「初級編」では、「正確なスコアは精密な解釈によって仕上げられる」との基本姿勢を大切にしながら、スコアリングの勉強を進めて行きたいと思います。 クライエントはロールシャッハ図版を見てある反応をされ、私たちはそれをスコアリングしていくわけですが、解釈とは、スコアされた結果の分析以上に、そのようにスコアされる反応を生み出すまでに至るクライエントの目に見えぬ心の営み、心のドラマを読みとっていくことにあります。スコアリングの勉強をしながら、ロールシャッハ・テストを通して初めて見えてくるクライエントの、さらには人間の心の営み・心のドラマの不思議さ、面白さを味わっていくことができればと思っております。そして、初級講座を終えた春には、臨床場面においてこのテストを着実に使用できる力を得ていただきたいと願っております。 基礎講座を修了された方はもちろん、基礎講座を受講されておられなくても、ロールシャッハ・テストに触れながらいまひとつ実感をもってこのテストの意味をつかみとれない思いを抱かれている方、また阪大法について、あるいはユング心理学とこのテストとの関連について関心のある方も、ぜひふるってご参加ください。〜講師 小松 誠之助先生 ご紹介〜 東北大学工学部をご卒業後、神戸大学教育学部に編入学して心理学を修められました。兵庫県社会福祉事業団「情緒障害短期治療施設清水ヶ丘学園」にてセラピストを経て後、神大教育学部付属養護学校で教員生活を勤められ、その後、現職の滋賀県長浜赤十字病院に移られました。平成17年度〜19年度にかけて2年間、カナダのトロントのユング研究所へ夢分析の研究のために留学されました。現在、ユング心理学における象徴の意味、特に火の象徴について研究を深められています。