( 文化祭の「自画像」 )その絵を見たとき・・・「わだば日本のゴッホになる!」と言った棟方志功の絵を 鮮烈に思い出しました。息子の絵に その片鱗を見たとき・・・私の目が爛々と輝くほど、絵は エネルギーを放っていました。ほとばしるようなエネルギーがこの絵にはありました。絵から どれほどのパワーが発せられているだろうと思うほど、絵は輝いていました。はじめて描いた展覧会に出展した絵(校長室の廊下に飾ってあるものです)とは 全く別物の絵で、絵が飛び出してきそうなほど、その絵からは ほとばしる・・・まこちゃんのエネルギーが発せられていました。すごい絵だと感動して・・心臓の鼓動が高鳴りました。上手な絵とか 大人びた絵とか・・・平凡な絵では無いのです。私が描く絵は 単なる「お上手な絵」で平面的で 何の感動もなく、ただ単なる凡人の絵にすぎません。まこちゃんのことをいつも応援してくれる M副校長先生からも「すごい絵を描きましたね〜そう、棟方志功の絵のように せまってくるような 飛び出してくるような 躍動感がすごい絵で びっくりしました!」と 感想を頂いて・・・・あぁ・・・親の欲目だけでなく・・・わかってくれる先生がいるのだと思うと・・・うれしくて うれしくて 涙が出てしまいました。まこちゃんの絵は これで良いのです。 ほとばしる まこちゃんの爆発するかのような感情が躍動感が そこから飛び出してきそうに現れている・・・「これが絵なのだ・・・」と 息子の絵を見て ほんとうに思ったのでした。文化祭、高学年は合唱コンクールがあります。音楽の練習などでは みんなといっしょに歌う感覚を楽しんで 一体感を感じていたハッピーな気持ちで一杯の俺様でした。でも、リハーサルの昨日の夕方から、まこちゃんは ごほごほとたんの絡んだような強いせきをはじめましたので、急ぎ病院に行きましたら、風邪でした。のどがかなり腫れていたようです。強い抗生物質をもらって ゆっくりと休むことにして・・・みんなは合唱コンクール がんばっているだろうな〜と思いながら過ごしましたが・・・昨夜から かなり咳き込んでいて、今朝から 昨日よりも せきがずっと強くなり多くなっていました。今日、無理をして学校に行ったら、まこちゃんもコンクールにでるお友達にも つらい場面になっていたよね・・・と思って、残念だけど、仕方なかったこと・・・と思いました。優勝できたかな〜〜と思ったり、みんな、打ち上げで盛り上がっていたかな〜??と思ったり☆東京の学校は 田舎と違って 生徒同士で打ち上げがあるんだもんね〜〜☆と文化の違いを感じたり・・・。( 評価されない車 )普通学級の中で交流学習をしてきたのですが、この作品に関しては「最初から最後まで 一人で全部つくった物でなければ 展示させない=展示したければ特別支援学級の方へどうぞ」でした。まこちゃんが大好きな教育環境から 強制的に排除される可能性もあるかもしれないな・・・と心配で眠れなくなりました。そんなことがあるかもしれないとすごく心配で・・・副校長先生と話しているうちに くやし涙が・・このさきの学校生活のことも不安になり 涙が止まりませんでした。でも、落ち込んでばかりもいられません! それに・・・今後のことについて 学校の体制としてどうしていくのか、きっちりと方向性を校長先生に作っていただくために、具体的なものだと思っています。学籍がどこであれ、この学校に籍のある生徒が わけのわからない体制のまま 1年間を過ごすなんて あり得ないですもんね☆卒業遠足♪ 卒業式♪ まこちゃんにとって人生の中で きらきらと輝き続ける 素晴らしい思い出を この学校で作ることができますように・・・ この学校で まこちゃんを応援してくれる わかってくれる先生達に囲まれて・・・まこちゃんの中学生の人生が きらきらと輝ける〜 まこちゃんをクラスメイトだよ♪って 〜そんな素晴らしいクラスメイトとすごせる あと少しの時間を・・・たいせつに大切に すごさせてあげたいです。いいことも わるいことも=いいことの後には どん底に落ちるくらい悪いことがあるのさ・・・人生なんてそんなものなのかな〜〜〜なんて・・ 春と秋とでは 同じ物を見ても 気持ちがちがうものなんですよね・・・。言いたいことは 一番効果がある所で ど〜〜〜んと言っちゃおうと思っています=私って相変わらずです(笑)ということで、春からは まこちゃんが 心を爆発させるくらい 感情が ば〜〜んと出る絵を描ける環境を作ってあげたいな〜と思っています♪PS。学研の「自立をめざして」というHPをご存知でしょうか?このHPの 精神科医・小児科医のコラムや 親の気持ちについて書かれているコラムがわたしは好きです。今回の カニングハム先生のコラムで・・・私は また泣いてしまいました。我が家も何度、離婚の危機があったでしょう・・・何もかも放り投げて 死んでしまいたくなったり、何もかもが全て犠牲になっていると感じたり・・・愛する息子へ そう思ってしまう、愛する家族にそう思ってしまった罪悪感・・・語ることさえつらい感情が 心の底にあることさえ つらく思っていました。今月のコラムでは、自閉症の弟と 兄のことを中心に家族全体の心のことが書かれていました。言えない感情を ずばっとした切り口で さらっと書かれていて、読んでいて涙がぽろぽろとでたのですが、とても癒された気持ちになりました。障碍のある子どもを抱えた私の気持ち・・・障碍のある子どもにかかりきりで 自分は何なんだろうと思う夫の気持ち 気づいていても私には心の余裕は無かったのです。そして 逆にいつも夫に理解されたいと わかってほしいと 全てを抱擁してほしいと願っていました。小さな幼児期の子育ての時期だけでなく、一生続くこの生活に 疲れてしまうのは 家族みんながそうなんだということも 必死すぎて見えなくなっている私がいました。・・・もしかしたら、任せきれる環境があったら、違ったのかもしれないけれど、任せてしまったら、まこちゃんの能力を開発していく時間の一生分を捨ててしまう気がしました・・・当時、そこに教育の安心は・・・無かったし、先生達と創り上げ続けることで・・そこに私の安心や成長があったからだと思います。睡眠時間をほとんど削って、おしゃれも女も捨てていたと思います・・・なんて、そんなことまで ふっとフラッシュ・バックしていました。コラムの書かれているHPです♪ https://kids.gakken.co.jp/campus/jiritu/conferences/frame.html