俺様は理容室へ一人で行くのだ!

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Nice!

P1000027-1.jpg( 俺様は顔をそっているのだ・・・ )まこちゃんが行く理容室では まこちゃんの専用時間が決まっていて、営業時間が終わった夜の8時半から まこちゃんだけのカット・タイムになっています=予約します♪いつもは 私と一緒に理容室に行くのですが・・・この日は『僕は ひとりでバーバー・ショップ(理容室)いきます☆』と宣言をして・・・それでも気持ちがかなり高ぶっているらしく 大きな声で独り言を言いながら 夜の道をとことこと出かけて行きました。徒歩5分ですので、とても近いのですが・・・くら〜〜い夜に一人で・・・理容室へ行く・・・のは 初めてのことです。私が じっと待つこと20分。こっそりと のぞきに行きました。外から見ると もうカットが終わって 顔そりにはいっていました。音がしないように そ〜〜っとドアをあけて お店の皆さんも し〜〜〜〜っつ という感じで みんなで こそこそ・・・5分くらいでみつかってしまいました= まこちゃん鏡にうつる私を見つけて に〜〜んまり♪お店の方から「一人で入ってきたときは びっくりしましたが、すぐに椅子に座ってカットをはじめました。しっかりしてましたよ・・・」と聞いて、毎月なんだけど、思い出して振り返っちゃうのが、はじめての理容室での大騒ぎ・・・(大汗)朝、身支度を気にするようになったんですよ・・・とか、髪をブラシでなでると 自分でくしゃっとして髪を立てようとしているけれど=寝癖みたいになっている・・・とか・・・理容室のみなさんから、おしゃれ意識が出て、身支度や身の回りに気をつけられるようになって 良かったね〜〜♪と言われて、まこちゃんも にんまり・・・P1000031-1.jpg( 『かっこいい〜〜♪』と大満足の俺様 )学校の方は 避難訓練や非常時の対応も決まって ほっとしました。今年度に入って、きちっと行くだろうと思っていたのが、全然だめで、昨年度お世話になった副校長先生に 細かいこともいろいろと相談をして、お骨折り頂いて・・・無事に安全に対応できるように・・・。小学校の方=低学年担当の先生は 本当に良い副校長先生に恵まれるんだけど・・・・中学校って、何でこうなるの?? この学校(小中一貫校)には良い先生を選抜しているという世間の評判は・・・???と思っていたら、知人が一言・・・「品流し・・・っていうじゃない・・・」って、それ一言でくくるのは勘弁してほしい・・・(汗)☆ 学校のシステムのこと ☆S区全域の小中学校では 緊急連絡等をメールで管理することになりました。一人一人の生徒に 個別番号が決まっていて、緊急時は全てこちらに連絡が入ることになっているのです。ところが・・・何の手違いか、まこちゃんには この個別番号の手紙が来ていませんでした。( この学級には 手紙が配布されていませんでした=この件が昨日わかり、本日配布になりました=締め切りは9月30日)就学相談をかけて・・・どこに「学籍」があるのかとか、学校の中で しっかりと体制を作ったという話でしたが、特別支援学級の方では まこちゃんに対する意識は「よその生徒」という意識なんですね。信じられませんが・・・そういう言い方でした。避難訓練も、メール以前の緊急連絡についても 山のように文句はあるんですが・・・書ききれなくなるので・・・。支援体制のことは副校長先生に私の方から具体的に相談して、まこちゃんを支援する良い環境を作った方が得策です。できない理想よりも、いま目の前にある課題(現実)を 確実にプログラムして創り上げていく〜それしかありません。今年度、採用になった先生は新人ですが、ノーマルに仕事をしてくれますし、その点は 昨年度と違い安心しています。特別支援教育の「支援の必要な生徒」に「必要な支援の体制(単元ごとの支援プログラム)を作る」ことも これから可能になっていくと思います。具現化してきたものを、あとはまとめてペーパーに起こして・・・来年度からは 計画の段階で 簡単なぺーパーを起こし、プログラムの共通理解で支援してくださる複数の先生方に配れれば良い体制になっていく・・・といいな〜と思っています。コーディネーター研修がさらに充実してほしいと願っています。本当に痛いことばかりの経験も多かったのですが、私たちが本当に困っているときに『この生徒にいま何が必要か・・・必要な支援は何か・・・』を考えてくださって、普通学級の中に入れてくださった先生達の熱意があってこそ、急成長した特別支援教育の試みが この学校の中にあります。確かに、はじめてのことばかりで はじめは粗い感じもしましたが・・・その粗さは=自分一人でどうにかしなくちゃ! という自立心の芽生えになりました。自立心の芽生えというのは、誰がどうがんばっても人工的に作れるものではないと思います。できないから つい手を出して全てやってあげる・・・という過去の特別支援学級の環境から、何でも自分一人でやってみるという環境に出て、心臓がはちきれそうなくらいの緊張感の中で 育つ感情もあります。=本人にとっては 一人で・・・と思っていても、実は周りはいろんな配慮をしています。担任の先生(特別支援コーディネーターの先生)は、まこちゃんにわからない所で、生徒に具体的な支援を頼んでくれています。生徒は まこちゃんのようすを見ながら、ことばかけをしてくれたり、困っているときは 具体的な支援をいれてくれます。ひとりぼっちにならないように、安全面にも気をつけて・・・日本語ができないまこちゃんに日本語の発語支援をしてくれたり、友達の名前を覚えよう!と関わりをもってくれたり・・・本当に恵まれた たくさんの支援の中で まこちゃんは はぐくまれています。クラスメイトが 「お〜〜、まこちゃん♪」と 男女の別なく、ハイタッチ♪してくれます。こんなに素敵な学級、学校は そうそうないと思います。問題の無い学校は無いんです・・・小さな問題も、表に出ていない問題もたくさんあります。その1つ1つを 丁寧に考えて、家庭と一緒に考えていく・・・先生とおかあさんが手に手をとれる環境を作っていく・・・今年度、校長先生は 家庭相談の大切さ、日々の生活の規律の大切さを 先生に、子どもに、家庭に・・・伝えていくことに一生懸命でした。はじめての新しい制度の学校ですし 余裕が無かったこともあると思います。私たちは その感じを 学校の違和感として感じていたのだと思います。この学校は 「全国初」ということで非常に注目され、多くの期待と課題を負わされています。その重さは 私たちの想像を超えていると思います。私は、このブログで 私の感じるままに 書いていますが、どんな課題があっても、学校全体と先生と一緒に考えて 「まこちゃんに一番良い方法を・・・」と歩んできたと思います。学校の成長は嬉しいです。学校が評価されるのは 本当に嬉しい。学校は 日々、新しい課題を持ち、日々 成長しています。この学校は 全てについて 新しい挑戦の連続です。何かと比べての評価ができないくらい・・・新しいことへの挑戦の連続です。マスコミなどで 「品流し」とおもしろがっていう風潮があります。本当に、この区の現状を見てから 物を語ってほしいですね・・・この区が必死になってがんばっているのは日本全国が課題にしている「教育再生」です。ここは最前線で 戦っているエリアだと思います。昔から組合が複数あって、昔から ごたごたした教育のエリアでしたが、小中一貫校の設立とカリキュラムで、教育に命がけで取り組んでいる先生達のいる場所です。ですから、生半可な気分で 小中一貫校の先生はつとまりません(と思います)。新しい教育、素晴らしい教育をこれから創っていきたいんだ!という意欲のある先生は ぜひ、「小中一貫校」にいらしてください〜お待ちしています♪品川区独自の教員採用制度もあります=品川区教育委員会におたずねください。講師の採用も行っていると聞いています。・・・・良い教育は 良い地域、良い社会を創ります♪ 教育は国を創っている・・・そう思っています。また まとまりませんが・・・(汗) 今日も がんばるぞ〜〜〜☆