京都ぶらり旅。な話

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Nice!

我が家はよくあてもなく京都に行って休日を過ごす。最近では落ち着きだして必要では無くなったのだがひな坊の超多動時代ショッピングセンターなどに行くとほぼ100%迷子になっていたので苦肉の策として走りまわらせても見失わないお寺の境内などで遊ばせていたその名残で現在でもよく行く。完全燃焼させて疲れきらせてベビーカーで寝かせて錦市場で急いで買い物を済ませ起きるころに京都駅に行き新幹線を見せて興奮&満足させて帰るのが定番のルートだった。もちろんのこと車で行く。日曜日もすることが無かったので清水寺に行ってきた。現在では手をつないでゆっくり歩き賽銭箱付近に来ると「お金ちょうだい。」と言い、馴れた手つきで賽銭箱にお金を投げ入れ「パンッ!パンッ!」と手を合わせ何かを拝んでいる。清水の舞台の手すり付近で怖がらすのがこのツアーの定番である。kiyomizu.jpg次に京都駅に行って入場券を買い新幹線のホームでしばし堪能する。普段はそのまま満足して帰るのだが今回はひな坊が「でんしゃのるの。のりたい。ジェーアールのりたいの。」と言い出したのでひなママとのんちゃんは伊勢丹で買い物させて男二人で普通電車に乗ることになった。3駅隣の長岡京まで行ってそのまま帰ってきた。長岡京までは窓から車庫に止まる電車がたくさん見えるのでひな坊は満足げだ。帰りの電車は向かい合う座席のタイプの車両で初老の女性が1人で座っている向かいの席が空いていたのでそこに座った。走り出してしばらくしてその女性がひな坊に話しかけてきた。女性「お譲ちゃんは何歳?」上品さがにじみ出たやさしい声だ。会話にならないとは思ったが僕は黙って見守った。ひな坊「ぼくは4さいです。」おお!返した!ちょっと硬いけど(笑)中学1年生の英語の教科書っぽいぞー(笑)女性「男の子なの?!可愛い顔してるから女の子かと思った(ニコッ)」やはり上品でハイソな女性。この辺は手馴れた感じ。流石だ。ひな坊「あなたはなんさい?」いらんこと聞かんでええねん!(笑)女性「67歳ですよ。僕はおりこうさんですね(ニコッ)」ひな坊「うん!」自画自賛すな(笑)おりこうさんではないし(笑)そんなやり取りがありしばらくしてその女性に聞かれてハッとした。「僕はすごく綺麗な言葉遣いね。東京にお住まいですか?」「奈良です。」「へぇー関西なの~。じゃあご両親が言葉遣いが綺麗なのですね(ニコッ)」100%それはないです。そういえば両親はこんなコテコテの関西弁やのになぜかひな坊は標準語っぽい言葉を使う。言葉を使いこなせるようになったのはごく最近でしかもDVDやテレビから獲得しているのでそうなったのであろうか。例えば、外出してお腹がへると「あのね~ぼくおなかがペコペコになっちゃったの~めがまわる~~」そんなお腹すいてないやろ。食べさせてないみたいで人聞きが悪い。(笑)これはアンパンマンから獲得した文章だ。いつか関西弁を喋る日がくるのであろうか?まぁええとこの子っぽくてこのままでもええけどね。 にほんブログ村 子育てブログ 障害児育児へ