この前、落書きされてダメになったDVDがやってきた。ついでに買ったCDも、やってきた。もちろん、ボクの趣味である甲斐バンドと甲斐よしひろのものだけれど。趣味は移るものなのかな。家の中で、甲斐のDVDはたまにしか見ないし、CDもほとんど聞かない。けれど、車の中では良く聞いてるよ。車の中で聞く甲斐のCD、そしてたまに家でみる甲斐のライブDVDに、タンコロはすっかりはまってしまったみたいだ。ボクは、イタズラさえしなきゃ別にDVDを見てもいいんだけれど、この前の落書き事件が発覚してから、秋桜にはしっかり監督するよう言ってるんだけれど。それでも、秋桜の目を盗んで、ライブDVDをみてるらしい。ある日、そうしたDVDを見ながら、タンコロはマイクを取り出し、コンポにつなげた。つなげたと思ったら、タンコロのライブが始まってしまった。歌うのはもちろん、甲斐バンドの曲。自閉症児って記憶がいいのは知ってたけれど、そのタンコロのライブを見させられ、聞かされた秋桜が言うのには、そんなに似なくても・・・といいうことだったらしい。曲はもちろん、全部丸覚え。でも、メロディはしっかりしてるようで、音をはずすところがないらしい。けれど、秋桜がもっと関心し、その上笑ってしまったのが、歌うときとタンコロのボディアクションらしい。甲斐よしひろ、そっくりなんだと・・・なにも、そこまで真似しなくても・・・と言いたくなるほど、似てるらしい。ボクはまだ見てないんだ、タンコロの歌う姿をね。今度の日曜日にでも、見てみようかな。好きこそモノの上手なれ、とは言うけれど、タンコロがはまってしまった甲斐は、子供にとっては歌うのも、真似するのも難しいはずなんだと思うけどなあ。