普通学籍への移動は「不可」でした。

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Nice!

haruku-2.jpg( 今日はファミリーで「インディアナ・ジョーンズ」(インディ・ジョーンズ)を観に行きました )ハルクの前で るんるんなパパと俺様です♪パパと二人で楽しんできたインディ・ジョーンズも、息子連れで楽しめるくらいになりました。まこちゃんの部屋には インディ・ジョーンズのDVDが全部あります。今年の学校のスタートは 大嵐のまっただ中に 小舟を出しちゃったような とんでもない幕開けでした・・・。普通学級との交流は まこちゃんの学籍のある○組に通えなくなった=先生のせいでね・・・=の昨年度からの継続課題だったのですが、先生のせいで今年はさらに悪化・・・最悪な幕開けの始業式でした。振り返るのも腹が煮えくりかえるくらいの事もあったのですが・・・とにかく・・がまん・・がまんで 関係者の観察を十分に行えるように私なりに努力してきました。普通学級の学年主任の先生から「普通学級」との1日を通しての交流を提案されたときは、とても迷いました。というのは「特別支援教育」ではなく、「統合教育」と誤解して とらえられているのではないか??という不安があったからでした。交流をスタートして、すぐに○組の主任担任から ○組の前で直接言われた言葉・・・「普通学級と交流をするのは勝手ですが、学級は支援もしませんし、介助員も一切出しません。昨年度と同様に評価もしません(通信簿も昨年同様に『白紙』で出すという意味です)つまり『学籍は○組の特別支援学級にあっても、一切関係ないからね!』と 学級主任から責任を持って「断言」されたので、まこちゃんを責任もってみてくれる担任も先生も「不在」となりました。かといって、普通学級の担任の先生は「学籍が違う」まこちゃんを 「責任を持ってみる」立場にはありません。責任は=特別支援学級にある=のですから、当然といえば当然なんですが・・・・(汗)つまり、ここにも責任を持ってみてくれる先生はいません。つぎに・・・この交流がはじまってから 誰が指示をしたのかわかりませんが(たぶん管理職です)『まこちゃんのママとは 一切 話をせず、距離を置くように!』という「命令」が発せられていました。私は学校内で 毎日 支援待機をしているわけですから・・・こういうのって「集団いじめ」というんですよ・・・という印象でした。「生活相談・指導の充実」とか掲げる前に、一保護者に対して 先生方が行ったやり方に問題があるでしょう??スタートから このような目にあって、どこに安心があるというのでしょう・・・もう、どうなっちゃんてるの?この学校は・・という感じで、わけがわからなくなっていました。「もう、あり得ないつぅ〜の!」って。進路の話がある先生からあったときには「都立高校を 障害があることを隠して受験したとしても、試験を受けている最中に こんな子はようすを観ていて(障害があることが)わかりますから、試験なんか 結果もでないうちに、その場で不合格ですよ!結果なんて関係なく、不合格になるに決まっているじゃないですか! 合格できるわけないでしょう!行けるとしてもサポート校とか そんな所くらいしかないし、受け入れてくれるかどうかだって危ないですよ!」都のチャレンジ・スクールに関しては 情報の内容が全く違っていました・・・(謎)それを聞いていて思ったのは・・・普通の進路相談もそのようにして行われるのだったら、お先 真っ暗だよね〜〜。こんなひどい事を言われても 普通学級では「内申書がかかっているから」と 耐えるのかな・・・?と・・・これだけじゃなく、実はいろいろともっとあったんですけど、いろいろと考えて・・・とにかく学校の中に「責任を持って指導をしてくれる、支援をしてくれる先生がいないのは=かなりまずい!」と思いました。かといって、この学校のこの現状では どこをつついても 結果は見えません・・・。haruku-1.jpg私が過去にお世話になった学校では とにかく校長先生と話をして、支援体制を一緒に考えていただけたのですが、今年度は、副校長先生に何回お願いしても、校長先生と話をするスケジュールさえも とれない状況でした。どこを見ても・・・高い壁に囲まれてしまい・・・とうとう 普通学級の学年主任の先生とも直接会話することさえ不可能な状況に・・・ 「いったいこの学校は どうなっているの?!」と思って、B区では こんな状況の時はどうするのだろう・・?と思って、前教育長に 悩める私の話を聞いていただきました。そして一言・・・「B区では ありえないし、そんな事が起これば、確実に文京委員会など議会も動きます。それ以前に、学校内で そんな事が起こったら大事件ですよ・・・進路指導がそんな発言をしたら、人権問題になりかねません・・・。それって、本当に公立学校の話ですか??」そうだよね〜〜〜私も・・・そう思ったもん・・・。いろいろと考えあぐねて、まこちゃんを守るためには「安全と責任のある指導者をまこちゃんにつけるために 普通学級への学籍移動を申請しました=就学相談をかけました」昨年度、まこちゃんの事でも特別支援のことでも 全て相談をしてきた A副校長先生は小学校担当になっていたので、事情を知らなかったこともあって、昨年度のように 事は運びませんでした。最悪・・な事が いくつにも重なって 不安は雪だるまのようにふくらんで どうしようもない状態でした。A副校長先生に まこちゃんの今までの生育歴や現在 困っていることを校長先生に聞いていただきたいとお願いしたら、すぐに校長先生のお時間を頂けました=じゃあ、いままでの時間が全くとれないと聞いていた事はなんだったんでしょう?それでも「就学相談の件の話は困る」とか・・・? よくわかりません・・・私も・・・何が何なのか・・・。就学相談は 担当の先生が学校で 教室の外から行動観察をする〜という事については聞いていましたが、授業時間に まこちゃんを連れ出してテスト面接をすることは事前の話はありませんでした。後日、結果を聞いた際に「せっかく来たので、ついでにやりました」と悪びれた風も無く、当然のことのように 就学相談の担当の先生が強く話をされたので、私は「強く抗議」しました。その理由も話して、先生方にはわかっていただけました。このような就学相談をされたのでは 現場の学校では就学相談が正常に行えなくなりますよ・・・と 今回の就学相談で これは変、これはやってはいけないこと、これは保護者に事前にきちんと話をしてから行うこと、就学相談は小6まで毎年行っている自治体もありますよ・・・と話をしてきました。8月からは 小・中の就学相談が本格的にはじまります。子どもたちの成長のために 子どもに良い教育環境を選ぶための大切な相談です。就学相談が終わったあとも、子どものようすを長くみつめてくれるのも就学相談でした(B区の場合は・・) この区でも 保護者がいろんなことを話せる就学相談になってほしいと願っています。いろんな課題が見えた1学期ですが、まこちゃんの支援体制について 夏休み中に体制を創っていただけることになりました。8月末になりますが、支援体制ができ、その説明を伺えることを楽しみにしているところです。そんなことって あるのお〜〜〜!って 読んでいて びっくりされたかもしれませんが、まこちゃんのケースは特にレア・ケースで・・・中学の特別支援教育の事例は ほとんどありません。どんな小さなことでも、表面に出た1つ1つの事例が 今後の 特別支援教育のモデルの展開に大きく影響を与えることになります。課題があることがいけないことなのではなくて・・・課題が表面化され、問題として認識され、校内体制を創ることができる事が大切なんです。課題が何も無い学校が良い学校なのでしょうか? 問題が表面化しない学校が あえて危ない学校なんじゃないだろうか・・・?と思うときがあります。まこちゃんの学校は規模も大きく 小中全ての事を1人の校長先生が行いますし、全国からたくさん見学者も見えますし、先生方の研修もさかんです。超多忙な校長先生が全てを網羅できるようなネットワークもフットワークも心理・生活相談もこまやかな理想的な学校になるように・・・と願っています。中学の特別支援教育の中で 問題点を表面化させ、それを良い体制に 先生方が考えて創っていく事例が 各自治体から出てほしいと思います。良いことばっかりだったら、研究なんて成り立たないでしょ!という現実的なことを・・・わかってほしいです。そして、私の経験した問題点は 全国の全てのどこの学校で起こっても おかしくない事で ありふれた事かもしれない・・・という事も・・お忘れ無く・・・(ちょっと過激だったかな・・・?)まこちゃんの学校はトータルで見ると とっても良い学校です。このブログでは まこちゃんに関する問題・課題を 私の母親の目、体験から書いています。管理職の先生によっては、「学校全体の事を考えると 特別支援学級は少人数だし、特に あなたの息子さん一人に関わっている時間は無いんです。特別支援教育なんて、一部の生徒のことだけでしょう? 学校は大きな集団です。一人の事にばかり かまっていられません!」と言いたくなるでしょうね・・・でも・・・それでいいのかな?という 問題提起にはなるのかな・・・?と感じています。もしも、少人数に対応するのは無駄だなんて・・・そう感じて、そう行動する校長先生の学校だとしたら・・・「文部科学省、各自治体が出した文書」をよく読んで、「特別支援教育」の研修に出席してください・・・資料をよく読んでください。研修に資料も読まずに出席する校長先生がほとんど・・・という状態では 部下にも生徒にも恥ずかしいです・・・せめて、資料ぐらいには目を通して「特別支援教育の効果は支援の必要な子どもたちにとどまらないという事を知っていただきたい」と思います。義務教育の9年間に 私たちの流した涙が・・・血を吐くような思いが・・無駄にならないようにと願っています。