父の日

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Nice!

昨日は幼稚園の父親参観日。パパとコトと二人で参加しました。ツヨは、いつもと違うことばかりで分かりにくいので欠席。私が一緒というのも混乱するでしょう。最初の頃は行事に欠席することを不憫にも思ったけど、もう、これしかない。というところに着地しました。ツヨにとって一番いいように、と冷静に考えられることも増えてきたのかもしれません。コトは普段の保育でいろいろ準備したプレゼントや、練習した歌、親子体操など、たくさんパパに披露して満足げに帰ってきました。パパも、「コトもコトなりに成長したなぁ。」と感動していたようです。そして、プレゼントは、色紙に顔やメッセージを書いてくっつけたハンガー。コトが「家に着いたからそろそろ出して!私が作ったのー。」と催促する声。少し離れたところで聞いていると、「ツヨちゃん、ありがとうね。ありがとうね、ツヨちゃん。」とささやく声。「ん?」と思って廊下の先をみると、パパが別の部屋の隅でちょこんと一人で座っているツヨに、ハンガーを持って、話しかけていました。「ツヨちゃん、作ってくれたの。ありがとうね。」と頭を下げながら何回も何回もささやいていました。そう、ツヨも先生に手伝ってもらって同じものを作っていたのです。それを袋から出したパパがツヨのところへ行って、お礼を言っていました。目も合わず、何の反応もないツヨ。いろいろなことが、どこまでツヨにわかっているのか親でもよくわかりません。パパのためにとか、贈り物とか、作品とか、お仕事がんばってねって書いてある先生の代筆のメッセージとか、ツヨにはまったく分かっていないでしょう。今、お礼を言われていることも。でもパパの感謝の気持ちは何か暖かいものとして、ツヨの心には届いているでしょう。一生懸命話しかけるパパの愛情はきっと届いているはず。あきらめないで伝えていこうね。嬉しいけど、泣きたい、そんな時もこの先あるだろうけど、ツヨちゃんがうちにきてくれて本当によかったとママは思います。                       よかったら応援のクリックをお願いします! ↓