今の職場を辞めると決めてから、気持ちが宙ぶらりんになってしまった。
何かやらなければならないと思うのに、不安感だけが募って何も行動できないという状態。
向いている仕事なんて、あるのだろうか。
とっかかりは、どこから作ったらいいのだろうか。
どんな仕事でも、やればできるように思えてくる。
そんなはずないのに。
web関係の仕事なんかどうだろうと思うけれども、web関係というだけでは漠然としすぎている。
何でこんなにも自分のことが見えないのだろう。
夫と仕事について話すと、とにかく仕事をしさえすれば何でもいいという返事が返ってくる。
私にとって、仕事は生活のリズムを整えるためという意味合いが一番強いのだから、外に出る仕事であれば何であってもいいのだそうだ。
実は私もそう思う。
仕事にやりがいを見出すというよりは、仕事をしやすい環境を探すことのほうが大事なように思うのだ。
適性については、「とにかくクリエイティブ系」と言われた。
何でもいいと言われても困るけれど、夫は仕事についてのアドバイスを求められるのが嫌みたい。
何が向いているかなんていう質問は、答えのない禅問答のようなものだから、意味がないのだそうだ。
友人に聞いてみたこともあるけれども、「占い師」とか「小説家」とか言われても、あまり本気のアドバイスのようには受け入れられなかったりする。
大学時代、「私の将来だけは分からない」と言われたこともあった。
何でこんなに漠然としているのだろう。
アスペルガー症候群の人は、特別自分が見えない傾向でもあるのだろうか。
それともこれは、私自身の特性なのだろうか。
気持ちのうえで、良くも悪くも振り出しに戻ってしまったような気がする。
アスペルガー症候群専用就活ガイドブックが欲しい。