ポジティブ人間のいる家

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Nice!

復活いたしました。まだ100%ではありませんが、大丈夫です。心と体はつながっている・・・と、よく言いますが、本当ですね。ところで、私は幼い頃からの訓練の賜物で、精神的にかなりダウンしていても、そんなそぶりを見せないで振舞えるのだ。だから体調が悪いのは、さすがに隠せないのだが、精神的に参っていることはそう簡単には誰にも悟られない。(まあ、あまりいいことではないのだが・・・)しかし、誰しも体調が悪いと気持ちも弱くなりがち。すべてがマイナスの考えに傾いてしまう。「ロックのお散歩に行けなかった。かわいそう。 ワンコの唯一のお楽しみすら、してあげられなかった。」とか、「隣に家が建ったら午後は日が当たらなくなっちゃう。  こんなことになるんだったらリビングを2階にすればよかった」とか、「夕ご飯、作れなくてごめんね〜そうめんでもいいかな〜 のび太とお父さん、これじゃ足りないでしょ?」とか、いつもだったら「えへへ〜ごめ〜ん」とか、「ちぇっ!ま、いっか!」とかで済むことが気持ちの中で許せなくなってしまう。しかし、世の中うまく出来ている。すべてがプラスマイナスゼロなのだ。私がこんな風に考えていても、我が家の男どもは能天気&ポジティブなのだ。「今日は暑すぎて、お散歩はロックだって迷惑ジャン? たまには休みもある、ってことを、 経験させるいいきっかけだったんじゃない?」「うちの西側に家が建てば西日が遮られて真夏はありがたいよ。 隣の家は我が家に遮られて朝日が入らないんだよ。 うちは朝日をたっぷり浴びていい気持ちじゃないの?」「やった〜!そうめんだ〜! こんな暑い日はそうめんだよね! 給食でご飯食べたから、そうめんでも大丈夫だよ!」言われてみれば、「おお!そうかぁ〜!そうだね〜」と、思える納得のいくポジティブシンキングなのだ。決して励まそう、とか、無理に心配させないように、とか、そういうぎこちなさがない、うちの旦那ものび太も、根っからのポジティブ人間なのだ。どんなに私がネガティブに考えても、ネガティブ 1人 VS ポジティブ2人で、我が家はポジティブな方に落ち着くことになっているのだ。さて、そんなポジティブ人間2号の、のび太。あれほど、行事とかのたびにパニクっていたのび太が、「今日は楽しいぃ〜社会科見学ぅ〜♪ そしてぇ〜公園でぇ〜お弁当食べるんだぁ〜♪」と、鼻歌歌いながらウキウキと出かけた。のび太は自分で苦手や心配を克服してきた。もちろん、たくさんの人たちの配慮のおかげもあったけどのび太の生きる力は、やっぱり素晴らしいのだ。のび太には、最近、教わってばかりだな〜のび太のちょっと癖のあるスキップで揺れるリュックを見つつ、母は思うのでした。