おおかみ少年

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Nice!

狼が来たときに少年が「おおかみがきたぞー」って叫んでも誰もふりむいてくれなかった。普段からおおかみがきたぞって嘘をついていたからだ。---最近、広場で大声を出す子供たちが多い。しかも「たすけてくださいー」だ。決まって4〜5人で叫んでいる(男女問わず)。閑静な住宅街なので驚いて何事かと見るのだが当の子供たちにとっては”遊んでいる”だけなのである。笑いながら叫ぶ無事な姿を見て、安心する。いや、叫ぶ練習も確かに必要なのだけれども。そんなんじゃ、ほんとに何かあって叫んでも誰もふりむいてくれないよ。そう心配しているのは取り越し苦労なのかな。いつからこんなにぴりぴりした社会になったのかな。警察からの安全お知らせメールは『不審者のお知らせ』ばかりだ。いやな世界だ。