ピンポン来るよ〜♪

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Nice!

障害者手帳を昨年末に取得してからは、タンコロの学校の送迎にヘルパーさんを使うようになった。大体、週に3回程度。朝、登校時に同行してもらったり、夕方下校時にお迎えを頼んだり。ウチに来るヘルパーさんは、Aさん、Bさん、Cさん、そしてDさんと4人のローテーションみたいになってるけれど、その中には一般の人も入ってる。特に朝なんだけれど、ウチはマンションなんで、ヘルパーさんは朝来ると、マンションの玄関でインターホンを押す。インターホンはTV画面付なんで、インターホンに出れば、誰が来たか確認できる。そしてマンションの玄関を開けると、そのまま、ヘルパーさんはボクんちの部屋まで来て、再度インターホンを押し、ボクらが出迎えることになる。慣れてきたのか、タンコロはこのヘルパーさんが結構好きみたいなんだ。秋桜が送迎すると、わがままばかりして秋桜を困らせるタンコロも、ことヘルパーさんだとまっすぐ学校に行ってくれるし、下校時もまっすぐ家まで帰ってきてくれる。まあ、ヘルパーさんも気を使って、いろいろ話しかけてくれてるみたいだけれど。そのヘルパーさんが朝来ることは、前の日に秋桜が説明してくれるので、タンコロはヘルパーさんが来ることが分かるみたい。インターホンを押して、ヘルパーさんがやってくる。そのインターホンは、「ピンポ〜ン」と鳴るんで、タンコロはヘルパーさんが来ることを「ピンポン来るよ〜♪」とまるで歌を歌うように言うんだよ。これが可愛くて・・・いかにもタンコロらしいと思うんだ。ヘルパーさんが来ることを楽しみに待ってる。その心情が、「ピンポン来るよ〜♪」という表現に現れているように思うよ。なんでもいい。学校に行くことの中に楽しみが一つでもあれば・・・まあ、タンコロは多いに学校生活を楽しんでいるけどね。