夕方から、急に仕事が忙しくなってきた。それでも、定時には仕事を終え、実家に向かったため、帰宅が遅くなってしまった。タンコロはもう寝たかな・・・と思って帰ってきたら、布団には入ってたものの、まだ寝入ってなかった。「おとうさん、お休み・・・」とは言うものの、ボクの顔を見つめてるだけで、眠らない。そうかそうかと、ボクは添い寝をしてやった。タンコロは、傍に来たボクの顔を見ながら、「おとうさん、お休み。バイバイ」といいながら、腕枕してやったボクの腕に横たわり、ボクの手をしっかり握ってた。「一緒に寝ような。」といいながら、ボクはタンコロの顔を見つめ、目をつぶった。いつのまにか、ボクもちょっと眠ったらしい。気がついたら、スースー寝息を立てて、タンコロはボクの腕の中で眠ってた。これって至福の時間だね。可愛くて仕方がない。明日は、もう少し早めに帰られるかな。