学校では修学旅行に向けて　市民科の時間に説明・指導があったり、グループに分かれての作業があったりします。今日は　市民科の時間に交流学級にいくことになりました。自習室で「今日は９年□組に　一人で行けますか？　市民科は大丈夫ですか？」と聞くと　自信満々に『大丈夫です！　行ってきます♪』とはりきって階段をあがっていきました。８年生の３学期から　毎日　給食交流に普通学級に行っていますし、９年になって　９年□組に給食に行っていますから、大丈夫〜♪と考えていました。少し時間をおいて、９年生のフロアに行ってみると　□組は静かでしたので、てっきり・・・着席しているのだとばかり思っていました。学年主任の先生に　お願いをして、２階に戻ると・・・そこにはなぜか・・・副校長先生と　まこちゃんが〜〜〜〜☆☆☆　なんで〜〜〜〜☆☆☆「あら？？　と思ったら、まこちゃんがなぜか３階にいて『市民科に行くのです。どこ〜〜？』と・・」ええ〜〜〜〜☆と驚いたものの、もうすぐグループに分かれて行動という時間です。副校長先生に話をして、大急ぎで９年のフロアに行って、学級に行くように話すと、大あわてで　軽くパニックしながら学級に入りました。どうなってるんだ〜〜〜☆　何を考えているんだ〜〜〜〜☆☆　と思っていましたが、よく考えると、その教室のどこにいたらよいのか　はじめの指示がないので、どうしていいか　わからずに・・・迷ってしまい３階に行けば、先生の指示を聞けると考えて行動したものと思われます。私に聞くのが早いのに、「学校の中で　職員室で先生に聞いて解決しようと考えた　君は偉い！」と感動しています。一見、失敗に見えたことでも、実はしっかりと成長しているんだな〜〜と感じました。普通学級に交流に行くようになって、本当に少なかった言葉が　広がりを見せて　話をしてくれるようになっています。２歳ですべてを失って・・・１５歳で　一生無理だと思っていた「ことば」が　花開いていくような気がします。７年生で対人恐怖症が軽減され、８年生で「普通学級に行きたい！」と希望するようになり　みんなと交流をはじめました。義務教育最後の９年生・・・言葉が広がりをみせ「表現」するようになってきました。この３年で、私は　まこちゃんにたくさんの「奇跡」のような進歩を見てきました。この春・・・また　まこちゃんは　大きな大きな成長をみせています。今度の桜が咲くときには、また　まこちゃんの満面の笑顔をみたいと　そう願っています。