障害個性論について思うこと。

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Nice!

「障害は個性である」という所謂「障害個性論」は何年も前からあったと思いますが、それについて私の思うことを、一ヶ月ほど前に長々と書いてみたのです。でもその記事は、アップせずにお蔵入りしていました。それからしばらくして、他の方々の記事で、障害と個性についての話題に触れているのを拝見し、いろんな考え方があるのだなあ・・と思いました。私の考えに近い方もいたし、正反対の考えの方もいたし、ひとつ言えるのは、この議論に正解はないんだな、ということ。私はなぜ、書いた記事をアップしなかったのか・・・という話をしたいと思いますが、その前に、障害と個性について考えるに至った経緯をお話します。以前、息子の障害の特性について書いたときに、「果たしてこれは障害なのか」という疑問を投げかけておきながら、答えを出せていませんでした。答えを出そうと考えていると、「障害か個性か」という問題にぶつかったのです。「障害は個性である」という言葉は、前々からよく耳にします。なるほど、前向きで素敵な言葉だな、と嬉しくも思います。が・・・・、私の中で何となく違和感があったのです。その違和感を探っていく中で、ひとつの結論に達しました。結論から言えば、私は、障害は個性では無いと思う。それはあくまで私の考えであって、それが正しいとは申しません。この私の考えを以前記事にしたのに、なぜそれをアップしなかったか。。その理由は、世間ではきっと「障害は個性」という考え方が主流だろうと思ったから。ヘッポコな私は、そこに異を唱える勇気は無かったという・・まあ、それだけのことなのですが。でもいろんな方の意見を拝見して、必ずしも「障害は個性」と主張する人ばかりではないことを知りました。当事者、親、支援者・・・、立場が違えば捉え方が変わるのは当然かもしれません。そこで、以前書いたお蔵入り記事を公開してみようという気持ちになりました。たいしたことは書いてないんですけどね。長文なのでもう少し読み易いように手直ししてからアップしようと思ってますので。。次回に。