のび太は今、日本史に夢中です。きっかけは図書館で見た「マンガ偉人伝シリーズ」。漫画なので入りやすく、読みやすく、楽しかったらしい・・・。それで、徳川家康など、有名な武将のことを知るうちに、その人物に関する出来事まで、興味の幅が広がった。・・・で、どんどん、本格的な本にまで手を出して読みふけっている。のびパパも、日本史&三国志オタク。昔、プレステなどでするゲームも、三国志ものや戦国時代ものだった。三国志の本などは、違う作者のもので何種類も読み漁っているのだ。そんな、のびパパはのび太が日本史にはまっているのが、うれしくってたまらないらしい。毎週、発売になるこんな日本史のシリーズものの本・・・ふたりで買って、読んで、楽しそうに江戸時代にタイムスリップしている(らしい)。のび太が「よし!できた!」・・・と、言って見せてくれたものがこちらちなみに、本を見て書いているわけではないです。丸暗記(カメラアイですから・・・)したものを書き写しているらしいです。驚いたのが、こちらの出生年と没年の表。「昔の人は生まれた年がわからない人もいるんだよ」などと言いながら、こちらも暗記(カメラアイですから・・・)したものを書いていました。こちらは天皇の系図・・・「若くして(この言い回しがのび太らしい)天皇になっているんだよね」 のび太と言えば、この時期、いつも思い出すのが、幼稚園卒園の時期に、「大きくなったらなりたいもの」という質問に答えられなかったこと。当時ののび太に「未来を想像する」ことは出来ませんでした。「大人になったら・・・」自分もいつか大人になる、大人も昔は子供だった・・・そういうことが想像できない、理解できなかった。ドラえもんののび太が「あや取りチャンピオン」だったので、あや取りと折り紙が異常に得意だったのび太は、「ボクはあや取りと折り紙のチャンピオンになる」と、言っていました。そして、初めて自分の中から将来なりたいものとしてあこがれたものは、「FMのDJ」でした。そして、「算数」が大好きになり、「数学者」という肩書きの職業があることを知り、「ずっと算数だけやっていたいから、 数学者になる」と、変化していったのび太。そして今、「ボク、数学者じゃなくて、 歴史学者になって、みんなも知らない歴史の謎を、 解明する人になることにする!」・・・・・。興味も変われば夢も変わっていいのだ!いっぱいいっぱい、あふれるほどの夢を見るがいい!これからも、いろんなことに興味を持てるそのパワーで、キラキラした未来を夢見て欲しい。遠い飛鳥時代の話を楽しそうにマシンガントークするのび太は、今日も心はタイムマシンに乗って、歴史の旅をしているようです。