ロールシャッハ・テスト学習会《基礎編》NEW!

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Nice!

[:NEW!:]一般受付は3/3(月)からの予定です。【日時】 2008年4月〜9月     原則として 毎月最終(土)13:15〜16:15【講師】小松 誠之助 先生 (滋賀県長浜赤十字病院・臨床心理士) 〜学習会内容・予定〜 ロールシャッハ・テストの実施と解釈に必要な基礎的概念の学習をします? 4/26 構造的な見方   ? 5/31 生産態度  ? 6/28 把握型? 7/26 体験型(決定因)  ? 8/23 形体水準  ? 9/27 結合化と明細化〜基礎編の目的〜 「人間の″こころ″(psyche)の在り様を<自我の強さ>とその<病理性>いう観点から構造的に診断する(阪大法)」人格検査法としての、ロールシャッハ・テストの基本を習得する。【会場】神戸市産業振興センター 会議室 *神戸市中央区東川崎町1丁目8-4 ※都合により変更する場合もございます。ご了承下さい。【主催】ハーシンク【参加費】全6回 ¥30,000 (税込)※恐れ入りますがお振り込みお願いします。※聴講生(若干名)単回 ¥6,000(税込) 原則としてより学習を深めて頂けますように全回通してのご参加とさせていただきますが貴重な機会でもありますので聴講生の若干名の募集をさせていただきます。(全回ご参加の皆様を最優先とさせていただきます。)【お申込み・お振り込み先】 必要事項をご確認いただき、メールまたはFAXでお申込み下さい。 【定員】 30名程度【〆切】 4/14(月)※ただし定員になり次第〆切とさせていただきます。【必須テキスト】※お手数をおかけしますが各自でご準備ください。(お取り寄せに少し時間がかかるようです。お早めのご購入をおすすめいたします。)辻悟、福永知子「ロールシャッハ・スコアリング―阪大法マニュアル」 金子書房1999(3500+税)【参考文献】辻悟「ロールシャッハ検査法―形式・構造解析に基づく解釈の理論と実際」金子書房1997(6500+税)辻悟「こころへの途―精神・心理臨床とロールシャッハ学」 金子書房2003(5400+税)※基礎講座を修了後、引き続いて初級講座を2008年10月〜2009年3月(全6回)で実際的なスコアリングと解釈の基本を学習する予定です。 寒さの厳しい中ですが、春が一歩一歩近づいてくるのを感じる今日この頃です。皆様におかれましてはお仕事やご研究にますますご精励のことと存じ上げます。この度、ハーシンクでは、長らく企画をあたためておりましたロールシャッハ・テスト学習会を、下記要領でいよいよ開催させて頂く運びとなりました。  ロールシャッハ・テストは、精神科および心理臨床の現場において、長年に渡って不動の位置を占めてきた心理検査です。それは人格診断や人格理解において、他の検査の追随を許さないほどすぐれた力を発揮する検査と評価されてきたためです。しかし、その実施および解釈力の習得については困難がつきまといかなりの熟練を必要としますし、スコアリングや解釈法にもいくつかの学派があって、初学者には抵抗感や戸惑いを覚えることの多いテストでもあります。今回の学習会では、講師に 小松 誠之助先生 をお迎えしました。昨年夏にカナダでの2年間の留学生活を終えて日本に戻られ、現在、滋賀県長浜赤十字病院精神科臨床心理士としてご活躍中です。先生のお人柄あるいは生き方そのものと思われるのですが、難しいと言われるロールシャッハ・テストについて、<知>を通してというだけでなくイメージ豊かに、身体感覚を通してのようにお話していただけます。小松先生のご講義を通して検査そのものの習熟はもちろん、それを越えて臨床実践に生きる視座をきっと手に入れていかれることと思います。 スコアリングと解釈の方法としては、阪大法を基盤とします。阪大法は、徹底した構造的解析を基本としますが、それだけに臨床的・実践的にも大変役に立つ視点と姿勢を手に入れることのできる方法です。   是非ご参加いただき、ロールシャッハ・テストの魅力を味わっていただくとともに、基礎講座と続いて秋から開催予定させていただいています初級講座をおえた1年後には、臨床にも着実に使用できる力を得ていただきたいと思います。〜講師 小松 誠之助 先生 ご紹介〜 東北大学工学部をご卒業後、神戸大学教育学部に編入学して心理学を修められました。兵庫県社会福祉事業団「情緒障害短期治療施設清水ヶ丘学園」にてセラピスト経て後、神大教育学部付属養護学校で教員生活を勤められ、その後、現職の滋賀県長浜赤十字病院に移られました。平成17年度〜19年度にかけて2年間、カナダのトロントのユング研究所へ夢分析の研究のために留学されました。現在、ユング心理学における象徴の意味、特に火の象徴について研究を深められています。