障害の表記について思うこと。

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Nice!

このブログを始めてからずっと、私は「障害」という表記を用いています。でも多くの方がブログ等で、「障碍」或いは「障がい」という表記を使っているのを目にします。それを初めに見たときは「???」と思いました。聞いた話では、元々は「障碍」と表記されていたけど、常用漢字設定の中で、「害」があてられたそうです。しかし「害」という字が差別につながる故に元の表記に戻そうということで、「障碍」「障がい」を使うのだと。へー。そういうことなのね。。と理解しましたが、私はその後もずっと表記を変えずに、「障害」という文字を使い続けています。別に変えてもいいのですが、変えなくてもいいし、どちらでもいい。学校の教師をしている私の夫が、以前こんな話をしていたのを思い出しました。教育界では、「子供」ではなく「子ども」と書かなくてはいけない、という主張が存在するそうです。「子を供える」という表現はイメージが悪い、という理由で。でも夫は「そんなことに過敏になることの方が問題だ」と言うのです。なるほど、分かる気がします。たしかに漢字を変えれば良いという話ではない。障害の表記についても同じことが言えます。「障害」が「障碍」に変わったところで、何かが解決するとは思えない。いえ、別に「障碍」「障がい」と書く人を否定してるわけじゃないです。どう書こうが自由ですし、「害」の字を使わないのは当事者に対する気遣いなのでしょう。ただ当事者の私にとっては「障害」でも「障碍」でも「障がい」でも、どうでもいい。そんなことは重要ではない・・という話。