信頼?

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Nice!

セミナーへの外部からの参加は活動をはじめた頃から比べて
少しずつではあるけれど増えている
反面定例会の参加者の少なさで今回のセミナーへの活動メンバーの関心の薄さは見て取れる
ドラマや報道の影響で、障害が一般にも多少知られてきて、
教育機関では昔ほど不適切な指導や支援もされなくなった 
利用できる社会的なサービスも 少しは整ってきた
どういうライフスタイルを望むかは人それぞれ・・・
こども達が大きくなった時、本人も家族も苦痛なく暮らしていたい
それは 以前にもここで話したけれど
私にとって最低ラインの目標だった

でも・・会員のこども達は活動で得た情報や支援に関する学習で 
暮らしやすくなったのだろうか・・・
主体的に暮らしているだろうか・・・

活動の中で起こる人間関係のトラブル・・・ 
活動とは関係あるようでない仲間への中傷、個人的感情に辟易しながら
何度も思った

ひとまず話を聞く・・・
間に立ったり トラブルを解決してほしいという 
意図ではないことが解ると
だんだん 意見も言えなくなって 零されるまま聞き入れ、聞き流し・・・
適当だなー・・・と自己嫌悪したり 
どちらにもいい顔しているみたいな罪悪感・・・
活動への不満を耳にしても 私を挟んで伝えるからだろうか・・・
ワンクッション置いてしまうことで 会員の直接の感情が活動を引っぱる立場の方に届かなかったり・・
かといって、全体の場や 代表者に直接伝えないで こちらへ・・・と
愚痴として・・・会以外の場で・・・という形が当たり前になりつつあった
仕事を振れば 不満の矛先は 別のところへ行くのが見え、
それでも 外へ向かうエネルギーを止めることもできず
先を行く代表者についていくので私は必死になる・・・

その心情を零していると 話の途中で
師匠から

 アナタはどうしたいの

と 一言問われた・・・・・

何も返せなくて 愕然とした。

自分がどうしたいのか・・・活動の意味を
中に居ながら・・・危機感を持ちながら見いだせなくなっていることに気づかされた

 どうしたいのだろう・・・・
 
先へ進む力についていこうと必死で追って
会員の不平や不満を聞いて 翻弄されている間に
自分の目標を見失ってしまっていた
 
集まれば 学校教育の批判、施設の悲惨な状況、世間の偏見や対応の冷酷さが話題になった時代から思えば 恵まれた環境に自閉症児の育ちがあるように見えるけれど・・・
反面、家庭での状況はあまり変わらないように思える
世間に理解や支援を求めるのに 
自身の障害への理解や受容は曖昧で
容易くわが子以外の障害のあるこども達や人への差別的な言葉が零れる・・・