今年のお正月のこと。
親戚の家に集まったとき 部屋に、私と息子と従弟(いとこ) の3人がいました。
3人とも自閉症です。
でも3人それぞれタイプが全く違うのです。
ペラペラペラペラ喋る積極奇異型の息子。
話しかけられたときだけ喋る受動型の私。
話しかけても一言も発することのない孤立型の従弟。
一見全くタイプの違う3人ですが
譲れないこだわりがあるという部分は共通しています。
テーブルの上にテレビのリモコンが置いてありました。
私はそのリモコンが斜めに置いてあったのが気になって、真っ直ぐに直しました。
「物は真っ直ぐに置く」という、私のこだわりです。
するとすかさず、従弟がそのリモコンをサっとテーブルの端っこに置きました。
「物はテーブルの端に置く」ということが、彼のこだわりかもしれません。
その様子を見ていた息子は、
「なんで今、リモコン動かしたの?なんで?なんで?」と、恒例の「なんで攻撃」。
そして元の場所に置き直す息子。
「初めに置いてあった場所に置く」というのが息子のこだわりです。
こだわりの話、もう少し詳しく書いてみたいと思います(次回)