いろんな意味でドキドキ

29
Nice!

お正月2日あたりから、体調がおかしいワタシ。

体の節々が痛くて、始めは筋肉痛?と、思っていたけど、
筋肉使うようなこともしてないし、
でも、その痛みとも違う違和感でツライ。

インフルエンザ?

ガ〜ン!・・・と、思って、熱を測ったら37度5分。

あああ・・・これからどんどん、熱が上がっていくのね・・・

・・・しかし、次の日になっても体の痛み、だるさ、不快感はあるけど、
熱は37度5分前後。

咳もないし喉の痛みも何故の症状もないし、
インフルエンザではなさそう・・・

それにしても、この体中のだるさはなんだろう・・・

病院もお正月休み・・・

わざわざ当番医に駆け込むほど、具合悪いわけでもないしなあ・・・

パソコンに座り、ネットで調べてみようか〜・・・
暇だしね・・・・・

症状を入力すると、予想される病名が出てくるらしい。

しかし、なかなか、ぴったり来る症状が選択肢にないんだけど・・・

ま、一番近いものを選んで、進んでいくと・・・・・

ガガガガ〜〜〜〜〜ン!!!

「悪性腫瘍、膠原病、関節リウマチ・・・などが考えられます・・・」

・・・・ん?

デジャヴ?経験したような・・・?

そう。

以前にも同じことをしたな。

急に熱が出て、体中が痛くなって、
でも、どうしようもないほどの体調不良でもなく、
暇つぶしにネットで調べたら、同じ病名が出てきた。

そうそう!

過去に数回、同じことをしている、学習能力のない、懲りないワタシ。

でも、同じような症状を過去にも経験していることも
問題ありだな・・・

ヤバイヤバイ・・・

で、5日、かかりつけ医にGO!

ここは、「町のお医者さん」って感じで、
待合室には常時1,2人が待っているくらいで、
おじいちゃん先生がじっくり話を聞いて、時間をかけて診てくださる。

長時間待つのが嫌い、
人ごみ嫌いの私にとって、とてもうれしい内科医なのだ。

この「癒し系」先生にのび太の3種混合の予防接種を、
してもらいにきたことがあった。

しかし、あの、のび太である。

小児科での注射は3人がかりで押さえつけていた。

もちろん、この「癒し系おじいちゃん先生」でさえ、
のび太に注射するときはさすがに、
「癒しオーラ」はなくなり、汗だくで注射していただいた。

症状を伝えて、先生の言葉を待つワタシ。

「・・・・・う〜ん・・・・・なんだろうなあ・・・・・」

とても、緩やかでまったりした時間が流れる診察室。
総合病院などでは味わえない、癒しの空間・・・。

あまりの沈黙に、

私「実はインターネットで調べたら、『悪性腫瘍、膠原病、関節リウマチ』って
出てきちゃって・・・」

先生「・・・へえ〜今は、そういうの、自分で調べられるんだね〜
  ほお〜・・・それはそれは・・・」

私「そういう可能性、あるってことですよね?」

先生「誰にだって可能性はあるんですよ」

私「あ・・・そうですよね〜」

・・・で、血液検査、尿検査などをして、

「じゃ、1週間後、検査結果出ますから、きてくださいね」

そうか・・・

こういう病院は検査結果はすぐでないんだよね。

会計を待つ間、
静かな待合室に降り注ぐ、日差しにちょっとウトウトしかけたとき・・・

「そういえば、息子さんいましたよね?!」

・・・と、受付のおばちゃんの声・・・

「あ・・・はいはい!いますよ!」と、ワタシ。

受付「息子さん、予防注射しに来たよね?
 元気で大騒ぎして、総出で押さえつけてやったよね〜。
 元気ですか?息子さん!」

私「・・・あはは〜!忘れてくれたかな?と思って、
 来たんですけど、覚えていたんですか?」

受付「忘れられませんよ〜!!!あんな元気な子!
 本当にみんな汗だくだったもの〜!」

私「・・・ははは・・・そうでしたよね〜
 その節は本当にご迷惑おかけして・・・
 おかげさまで体だけは丈夫に育ってますぅ〜・・・」

受付「元気が何よりだもの〜
 押さえつけた甲斐があったわね〜」

変な汗をかきつつ、病院を後にしました・・・

ははは・・・

記憶に残る、のび太・・・か。

もう、5,6年も前のことなのにね・・・