タイトルにも書きましたが、精密検査の結果、アニは先天性の遠視による弱視と診断されました。正式な病名は「遠視性不同視弱視」というそうです。遠視のレベルは中度。結構きつい遠視だったそうです。これだけきつい遠視だと、右目はほとんどぼやけて見えてなかったはず。今まで気がついてあげられなかった事を親として本当に申し訳なく思います。左目は裸眼で1.2。すごく良いです。なので、今まで、左目でほとんど視力をカバーしていた為に、右目がほとんど機能せずに、発達が止まってしまっていたようです。弱視についての詳しいお話はこちら→(弱視について)早速医師の処方箋を持って、メガネを作りにいきました。出来上がるのは一週間後になります。矯正視力が上がるように、これから少なくとも2年間はメガネ&アイパッチの生活になります。アイパッチって何かというと、アニのように片方の目がよく見えている場合、その良く見えているほうの目に眼帯をして、見えないほうの目を沢山働くようにしてあげる為のものなんです。今まで、左目に頼ってばかりいた右目を酷使してあげることによって、「見る力」を思い出させてあげる訓練です。弱視の矯正については、できるだけ低年齢からが良いとの事で、6歳は時期としては結構遅くからのスタートになります。(ベストの時期は3歳頃から始めて6歳頃治療を終える、という形らしいです)なので、どれだけアニの右目が回復するのか不安ではあります。でも、一日でも早く治療をスタートして、今までの分を取り返すつもりで親子で頑張りたいと思います。ポジティブに考えると、6歳という時期は必ずしも悪くはなかったのかもしれません。なぜなら、3歳頃のアニにはメガネ&アイパッチの生活は無理だったと思います。かなり聞き分けがなく、感覚も過敏で、メガネをどうしてかけなければいけないのかも理解出来ないので、拒絶していたと思います。恐らく。でも、6歳のアニには「なぜメガネをかけなければいけないのか」「なぜ片目にシールを貼って過ごすことになるのか」をお話したら、ちゃんと納得してくれました。そして「ちゃんとメガネする。アイパッチも頑張る」と言ってくれました。この理解が、治療の一番の薬だと思います。逆に、「早くメガネこないかな~。メガネかけたいな~」とメガネに前向きな発言もしてくれているので、親としてはほっと一安心しています。そうそう、オトにもお兄ちゃんがメガネをかけることを伝えてみました。遊びでかけているわけではないから、お兄ちゃんのメガネを無意味に触ったり、つかんだり、取ったりしてはいけないよ、と伝えました。「はぁ~~~い」と返事が返ってきましたが、ちゃんとお約束が守れるかどうかは、メガネがきてからのお楽しみということで…そんな事で、旦那にも今後のことを伝えました。現実主義な旦那は、事態を把握した上で、アニの目の治療に積極的な意識を持ってくれました。どうしてこうなってしまたんだとか、クヨクヨ責めないところは、旦那の長所です。オトの障害がわかった時も、この性格に救われたんだよな~とか、そんな事を思い出す私(苦笑)ただ、旦那がポツリと一言「五体満足って難しいんだな~…」つくづく、そう思います…でも、何があってもアニとオトの可愛さは変わりません。あんまり落ち込んでいてもいい事ないので、今後の目標をかかげてそれに向かって突き進みます。【アニ】 弱視の矯正を頑張る。目標は8歳までに矯正視力1.0になる事。【オト】 人のお話をしっかり聞けるように頑張る。小学校入学まであと1年半弱。安心して普通学級に行ける事が目標。今後ともよろしくお願いします!←弱視の治療の記事も、今後書いていこうと思います。