とにかく、今はなるべく映画のことを考えるようにしています。
製作スタッフはみんな、ヒロキがいなくなってから知り合った人ばかりです。
そんななかで、私は我が儘を言い続けています。ヒロキのためにつくるんだ、と……。
何のために映画をつくるのか、今でもずっと考え続けているというのが本音です。
ヒロキのため、自分のため、自閉症児の親たちのエール……。
いろんなこと言ってきました。
それが、最近はまた少し変わってきています。
“自分にしか出来ないことだから……”です。
「昔から偏屈な性格。他人に出来ることは、誰がやったって出来るんだから、とっとと他人に任せてしまう。自分は自分にしか出来ないことをやればいい」
徹底して、そういう生き方、してきた私です。
単に自分勝手なだけ、って、親友には言われますけど。(^^;
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