秘技!クレーン指さし

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Nice!

今日は怪しげなミチャポンの話。

どう怪しいのかは下記参照↓
 ミチャポンのアスペルガー疑惑
 ミチャポンのアスペルガー疑惑その2

今日は始めに用語の説明をしておく。「クレーン現象」とは、自閉症スペクトラム障害(広汎性発達障害)の子供によく見られる現象で、他人の手を道具のように使う現象である。
具体的には、ジュースが欲しいときに「ジュースちょうだい」といわずに母親の手を冷蔵庫のドアに押し当てるなど、他人の手をあたかもクレーンのように道具的につかうことをいう。

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昔のミチャポンはともかく
今のミチャポンは電車が大好きである。
女の子にしては珍しい。

新幹線サイトを見せてみたら
飽きもせずに何度も見ている。

そこで、2ヶ月ほど前に電車の本を買ってあげたのだが、これが結構疲れることになってしまった。

問題の本はこれである。

なんの変哲もない幼児向け電車本である。

それまで文字にはあまり興味を示さなかったので、電車の絵を見るだけで楽しむかとおもいきや、そこでミチャポンはいきなり文字に目覚めてしまった。

そこが問題の発端である。

電車の本には特急列車の写真とともに列車の名前が載っている。
それを指さしては「これは?」「これは?」と聞いてくる。

解説を読めとばかりに解説文を「これ、これ」と指さしをする。

ま、ここまでなら普通の幼児の行動なのだが…

指さしの仕方が問題だった。

私の人差し指をむんずとつかみ、

聞きたい電車のところにもっていき「これは?」と聞く。

自分の指は使わない。

秘技!クレーン指さし

である。

クレーン現象だけなら息子もやったが、クレーン指さしは、初めてだよ、うん。
おかげでミチャポンが本にかじりついているあいだ、私の右手はミチャポンに使われていて何も出来ないという有様である。

これが疲れるというわけだ。

それに息子のクレーン現象は、3才にはおさまっていた。
こう考えると、ミチャポンはその上(いや、下か…わからんな)を行ってしまったようである。

で、昨日、疲れるなあと思いながらミチャポンの本読みに付き合っていて、ふと、
「こいつ私の反応見てるんだろうか?」と思い、ミチャポンの方を見てみると…

まったくこっちを見ていない!

次々と自分の聞きたい文字のところにひたすら私の指をもっていって「これは?」と聞くものの、私の方に全く顔を向けていない。
詰まるところ、私の表情などを参照すると言うことが頭からすっぽり抜け落ちているのだ。

あるのは自分の興味のみ

こっちの反応は眼中にない。

完全に私の指はそれを使って指さししたら自分の望みのもの(ことば)が出てくる道具ですな。

あああ…

なんかまたデータが増えたような気が…。

余談であるが「発達障害、初診は○ヶ月待ちのうえ…」の記事で書いた病院の予約取りのことだが、先月末に無事とれた。診察は2ヶ月先だ。
起きられるかどうか、忘れないかどうかを気にしながらの予約とりであった。


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あの〜ですね…
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いっていただけると…
…元気が出ます。