茂木健一郎

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Nice!

早稲田大学125周年記念
21世紀国際フォーラム『先端医療が導く生命の未来』に行ってきました。

申し込み抽選で運良く聴講券が手に入ったので、学校帰りの息子と待ち合わせて早稲田へ。

基調講演は茂木健一郎。「生命の複雑さに科学はどう挑むのか?」
難しい脳の話かと思いきや、非常に面白くエキサイティングな講演でした。

キーワードは「偶有性」(Contingency)

予想されていることが必ず起こることと、何が起こるかわからないというサプライズとから人生の楽しみが成り立っているというような内容。
そして、その偶有性はどんな人にも等しくあり、だからこそ人生は面白いということらしい。

自分の仕事や研究を「たのしいですよ」と言い、ロマンティックな脳科学への夢を捨てませんよ、やりますよ!と少年のように語る茂木健一郎さん。これからの活躍にますます注目したい日本の知の代表になる方ですね。

後半は、先端医療や生命科学の分野の専門家の方々のパネルディスカッション。
中村桂子さんのお話は、茂木さんのお話に通じるものがあり、非常に興味深かったです。

「茂木健一郎すごいね~おもしろかったね!」と高校生の息子と一緒に、純粋に科学・サイエンスの面白さを楽しめた講演でした。
いつもの仕事を離れてこういう時間を過ごしてみるのもいいものですね。