息子は左利きです。

アスペルガー＆左利きというマイノリティな世界にいる息子。

鏡文字を書くのは、そのせいかもしれません。

書き順もめちゃくちゃです。右から左へ書いたり、下から上に書くこともあります。

私が子供の頃には「左利きは矯正するのが当然」という風潮でしたが、
今は「無理に矯正する必要は無い」という考え方に変わってきたようですね。
なので息子にも無理に矯正はしません。

今まで身近な人に左利きの人がいなかったので深く考えたことがなかったのですが、「文字の書き順」って左利きの人には非常に書きづらいですよね。。

左利きという身体の構造上、右から左に線を引くのは自然なことだと思います。なのに「それは間違いだ。左から右に書くのが正しい」と無理に教え込むのは、なんだか可哀相な気がします。。

書き順を誰が決めたのか知りませんが、もちろん右利きの人が考えたんでしょうね。右利きの人が書き易いような順番になっているんです。

こんなことを考えました。
「常識」や「普通」は定型発達者の感覚に合わせて作られたものです。だからアスペの私がその感覚に合わせるのは大変です。だけど、「非常識だ」とか「変わっている人だ」と言われるのを避ける為に、周囲に合わせようとしています。
そのうち、「無理に合わせる必要は無い」なんていわれる時代が来るのでしょうか。