自分のことなのに自分だけが知らないこと

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Nice!

これまでもたびたび、「本人への告知」について、
あれこれ思うたびに記事にしてきました。

そのたびに、皆さんからもさまざまなご意見を頂くのですが
なかなか私の中でどうしたらいいか、
判断できずにきました。

のび太ももう、小3、9歳。

だいぶ落ち着いてきて、以前のように激しいパニックも、
こだわりのせいで、どうしようもなくなることも
少なくなりました。

問題は対人関係です。

誰にでも同じ調子で話しかけることができるのは
確かに素晴らしいこと。

親の私でさえもうらやましいくらいの人懐こさです。

でも、中学生、高校生だったら・・・

なかなか難しいところです。

それに、他人の会話にムリヤリ割り込んで、
自分勝手に話すこと。

これは今までも何度も、いろいろな方法で教えてきたのですが
改善することは難しいようです。

こういうことを、もう一歩踏み込んで教えるためにも、
「自分を知る」ことが大切なのかもしれない・・・

と、思っています。

のび太に
「他の人たちがお話しているところに急に、
 関係ない話で入っていかないで、『今、話してもいい?』
 と、聞いてから話そう。
 『今はダメ』と言われたら、我慢しよう」

などと、教えてきました。

でも、何故「今、話してもいい?」と
聞いたりしなきゃいけないのか、
相手が何故「今はダメ」と言うことがあるのか、
理解できないようです。

何故、自分が話したいことを我慢しなくちゃいけないのか
何故、自分が話したいのに相手に拒否されるのか、

相手の立場で考えることはまだ、できません。

相手を知る前に自分を知らなければ納得できないのかも知れない・・・

と、思うようになりました。

それに、一番気がかりなのは、
もし、自分が高機能自閉症であることを知ったとき、
それまで、自分のことなのに自分だけが知らなくて、
自分以外の周りの人は知っていた、
と思ったら、どう感じるのでしょう。

もし、私だったら、周りに不信感を抱くかも知れません。

何故、自分のことなのに、自分に真っ先に教えてくれなかったのか・・・

って、考えるかもしれません。

伝えるなら、比較的、調子のいい、
「今」はどうだろう・・・?

今ならのび太は自分に自信を持っている状態だし、
冷静に理解できるかも知れない。

・・・あああああ〜!!!

どうしたらいいんだろう〜?!

のび太は「自分」をどう感じているんだろう?

周りとの違いのようなものを感じているんだろうか?

まったく感じていないんだろうか?

う〜〜〜〜〜ん・・・

当事者の方、
お子さんに告知した経験のある方、
告知はまだ・・・でも「こう思う!」というご意見を
どうか聞かせてください。

優柔不断で勇気のない私に
コメントくださるとうれしいです。


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