(中野養護学校 )
中野養護学校の学校公開に行ってきました。
私の過去の経験では・・・養護学校の学校公開は、子供を連れて見学に行っても何の差し支えも無く、かえって歓迎されたのですが、
中野養護学校の受付では・・・
『今日は 大人だけの学校公開なので、子供の参加は考えていなかった。』という事でした。
首からかけるひも付きの見学者プレートを手渡されて・・『お子さんにも・・』と言われて、「すみません、障害特性でひもをかける事はできないのですが、胸につけるタイプのプレートか、シールはありませんか?」と聞いたら、
『わかりますが・・・今日は、子供が来ることを想定していなかったので 用意していません。ですから、このプレートをつけさせてください!』
「ですから、障害特性でつけられないと・・・」
『わかっていますが、つけさせてください!』
「だから! できないと言っているでしょう!」(怒)
『でしたら、お子さんに必ずついていてください。いいですね!!』
これが 文部科学省の自閉症教育の研究指定校の「受付」なんですね・・・受付から見える学校の全体像。
受付の応対に どうして民間企業がとても気を使うのか、学校というところは そういう所も全くわかっていない・・・受付から 会社全体の印象をはかられるからですよ・・・(笑)
そう・・学校も 玄関を入る前のスロープから ゆっくり見学です。
まず・・・学校公開と言うには、初めての人には入り口がわからない。どこが学校公開の入り口なのかも・・矢印もないし、不案内でした。
つぎに2階ですと階段をあがるように案内されたけれど、2階に行ったら どこにいけばいいのか 案内が全く無い。矢印も無いのはもちろんのこと、会場という紙1枚はっていなくて・・・きょろきょろとしていたら、長テーブルの上に・・・「アンケート回収」と書かれた箱が置いてあったのを見つけて・・・
ドアにも壁にも何の案内も書いていないんだけど、どうやら会場は ここらしい?
入ってみたら、会場のセッティングがしてあって、座っている人がいたので・・どうやらここのようでした。
この段階で、この学校の雰囲気がつかめた気がしました。
数年前と今では 大きく何かが違うんじゃないか?という印象を強く受けました。実際に見たわけではありませんが、学校のことを以前に聞いたことがあるのですが、ずいぶんと違う印象でした。
公教育の難しさは、校長先生がかわると 学校の雰囲気が がらっと違ってしまうこと。
そして、先生の転勤がけっこう頻繁にあること・・・かな。
そのこともあって、当初の取り組みから考えると 違う雰囲気になっているのかな〜(前を見たことはないんだけど・・・)とぼんやりと思いました。
外国の名前とわかる 子どももいました。東京は国際色が豊かです。
学校の事は・・・もう書かなくても わかる感じでしょうか・・・?
国・数は1週間に2コマあるのですが、この日は 国・数の時間に 全く違う単元を行っていて、国・数も授業は全く行われていませんでした。でも、黒板の今日の時間割には 教科単元が書かれていました。それが日常的のようでした。
養護学校は・・・どこでもそうなんでしょうか? 違いますよね・・きっと・・・と思いながら、納得がいかない事の連続でした。
学校選びは とっても難しいです。実際に見学することが どんなに大切か・・・と 強く感じた1日でした。
学校見学の後は 紀伊國屋書店で洋書を見て、マクドナルドでランチをして・・それから〜
『ぼくは 行きたいのだ〜☆』と言いながら、英・英語のクラスにむかって ずんずんと歩いていきます。私よりもずっと前を歩いている まこちゃんの後ろ姿が印象的でした。