先日の夕方、ママと2人で保育園にお迎えに行きました。
4人で保育園を出て、車を置いてあるところまで歩いているとママが
「あっ、パパ!!」
と慌てた様子で私に声を掛けてきました。
「何?」
と聞くと、ママは道の横を流れている田んぼの用水路を指差して、
「ザリガニ!!ザリガニがおる!!早く捕って!!」
と言いました。
「は?え?お、おお!」
私は一瞬戸惑いつつも用水路に下りてザリガニを捕まえました。
「あ、あっちにも!!早く早く!!」
訳の解らないまま私は両手にザリガニを持っていました。
かーくんとまーくんは初めて見るザリガニにおっかなびっくりです。興味はあるようですが、顔に近づけてやるときゃあきゃあ言って逃げ出します。
ザリガニをたまたま車に積んであったバケツに入れ、ほっと一息ついたところで私はママに尋ねました。
「…で、捕まえてどうすんの、これ。」
「…え?そんなこと考えてへんけど、でもザリガニを見たらとりあえず捕まえんとあかんやろ?」
いやいやいや、そんな決まりはないですから!!華麗にスルーして全然OKですから!!
……結局家で飼うことになりました。以前から飼っている魚とは一緒にできないですから、急遽飼育ケースを買ってきてその中へ。
2人はちょくちょくケースを覗き込んで「ザリガニ、ザリガニ」と言っています。かーくんはさらにザリガニを指差して
「これ、あぶないで〜」
と言います。どうやら予備知識はなくともあのハサミは危険だと本能で(?)気付いているようです。