昨日は殿の運動会でした。
運動が苦手な殿にとって”運動会”はストレスイベントです。
ルール性の高い団体競技は、殿にはハードルが高過ぎる・・・
去年は運動会の練習が嫌で学校へ”行きしぶり”していたから
例年やってた家庭での練習も今年は一切やりませんでした。
ところが、殿父らの心配をよそに、担任の話によると
苦手な体操服に自ら着替え、練習にもすすんで参加したのだそうです。
団体競技はともかく、かけっこ、学級対抗リレーは
ひょっとすると、バッチリ走れるかもしれない!、と
先生達の期待は日に日に膨らんでおりました。
で、曇り模様の運動会当日。
先生達の期待はみごとに裏切られました。
殿父達は「やっぱりー 」でした
かけっこでは、いつものようにスタート合図のピストルを嫌がり
両手で耳をふさぎながら自分の順番を待っていました。
そしていよいよ、殿の順番。
号砲が消えるのを待って、少し遅れてスタートしました。
と思ったら、コースアウトして放送席のあるテントの中へ逃走!
( だめだこりゃ・・・)
リレーではバトンを受け取った途端、よそに放り投げる始末。
もう、笑うしかありません
本番に弱いのは家系です。
先生、期待に添えなくてゴメンナサイ
でも申し訳ないけど楽しかった。
テント内での待機中の様子です。
先生が、現在の進行状況や次の出番までスケジュールをこまめに指し示し、見通しを立てて下さいました。
おかげで殿は殆ど離席することもなくお友達と運動会を過ごせました。
殿の周りには面倒見の良い児童や殿父からみると「もしかしたら、この子も持ってる?」って児童がいたりして、先生が殿に対する”見通し立て”を覗き込んでは本人達も改めて納得したり、特別支援学級に籍をおく殿と上手に関わっている様子を見ていると、子どもの力(キャパシティ?ポテンシャル?)はすごいなぁーっと感心しました。
同時に、殿の持っている教育的ニーズに対応して頂き感謝です