独特の計算法といえば、色で計算問題を解く人の話を聞いたことがあります。
数字に色が付いて見えて、その色のイメージで、複雑な計算式も一瞬にして答えが出せるという・・
このように数字と同時に色などが見えるのは、「共感覚」と呼ばれるものだそうです。
「ぼくには数字が風景に見える」という本があるのですが、これは共感覚を持つアスペルガー当事者が書いた本です。
題名から分かるように、この著者は数字が風景に見えるようです。
そして彼は驚異的な計算能力を持っています。
実は私も数字に色や風景が付いて見えます。
計算も得意でした。
ですが、私は色や風景で問題を解くことはないし、複雑な計算が一瞬で解けるほどの優れた能力は持っていません。
だから私の持ってる感覚は共感覚ではなく、何か別のものだと思うのですが・・
やはり知的機能のアンバランスさによるものなのでしょうか。
計算といえば・・OL時代にこんなことがありました。
大学卒業後は、事務職に就きました。
事務職では何かと計算をすることが多かったです。
で、私はそれを暗算でやるわけです。
すると「暗算でやったら間違えるから電卓使え」と注意されるのですが、私としてはそんな煩わしい物を使うよりも暗算の方がよっぽど正確に答えが出せるのです。
だからみんなも暗算でやればいいのに、なんでわざわざ電卓なんて使ってるんだろう・・と不思議に思ったりもしました。
今思えば、私だけ計算方法が人と違っていた為にこのようなことが起こったのかな・・と。