ドラマを見て思ったこと。続きです。
この主人公は、自閉症の中でも知的障害を伴うタイプ(カナー)のようですが、私の息子は知的障害を伴わないタイプのアスペルガーです。
喋り方や動き方、二宮くんは凄く上手に演じていたと思いますが、息子はあのような喋り方ではありません。だから印象はかなり違います。
でも似ているところもあります。
大きい音が苦手。
突然触られるのが苦手。
息子はまさにそうです。
しかし周りのお友達はそんなこと知りません。
だから息子に突然触るし、大きな声で話しかけたりします。
「うちの子はそういうの苦手だからやめてね」なんて言ったら、過保護な親、我侭な子、と思われてしまうのではないだろうか?
そう思うと、何も言えない私です。
お友達に触られてパニックになってる息子を、私はただ見ているだけしかできません。
私が上手に説明できれば良いのですが、とても説明の難しい障害です。
ドラマの彰太郎くんのように、カナータイプの子なら、少しは説明しやすいようにも思うのですが・・
やはりこの辺は、アスペルガーの難しさだと思います。
自閉症は症状が千差万別であることから、最も説明の難しい障害と言われているのですが、中でもアスペルガーの難しさは格別だと私は思います。
知能の高さにだけ目を向けられ、抱えている困難に気付いてもらえないからです。
アスペルガーを扱ったドラマもあるといいんですけどね。
というか、7年程前にあったそうですね。私は見てなかったのですが・・。あと、最近では映画もありましたよね。
今度借りてきて見てみようと思います。