泣いていいんだよ

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Nice!

昨日の記事のつづき・・・あの後、「のび太、本当に強くなったんだね〜 ちっちゃいときののび太だったら、 『痛いよ痛いよ〜ぎゃ〜〜〜〜』って大騒ぎだったのにね」と、言うと、「さっきはね、お母さんが 『痛かったね〜』って言ってくれたから、 安心したんだ」「え???」「痛くないよ、って言われると、悲しくなるんだ。 『痛かったね〜』って言われると、嬉しいから。 大丈夫な気持ちになるの。」「そっか〜、そうだよね。『痛くないよ』って 決めつけるの、おかしいよね。 だって痛いに決まってるもんね。」「うん。でも、悲しいときは泣いていいんだよね。 シーモも歌ってるもんね。」「???あ〜!SEAMOの歌ね」そう。SEAMOの「Cry Baby」という曲をご存じですか?クレヨンしんちゃんの映画の主題歌にもなった曲。初めてこの曲を聴いたときに、のび太の前で不覚にも号泣した私。幼い頃は、のび太に負けないほどの泣き虫だった私。でも、「泣いてはいけない」と幼い頃から言われ続けて育てられた私。気がつくと、どんなに感動してもどんなに悲しくても、泣けなくなっていた。泣く前に、こらえなければいけないと思いこんで、人前で「泣く」ということを封印して育った私。その私にSEAMOがささやいてくれたような気がした。♪そう思えばいつも僕は無理に笑ってた強がってた、気を張ってた、涙こらえてた〜中略〜Cry Baby今日は我慢せずに泣いてみな思いっきり流した涙 美しいその涙で伝える 僕の意志〜♪のび太もよく、いつもの腹から出すデカイ声で歌っているお気に入りの曲。パニックつづきだった頃ののび太に「泣かないで理由を言いなさい」と、自閉ののび太に無理なことを叫んでいたダメダメ母だった私。ある日、パニクって大号泣しているのび太に「泣いていいんだよ。嫌な気持ちの時は泣いていいんだからね」と、言った日から、パニックの時、自分でも気持ちを抑える努力をするようになってきたのび太。(詳しくはこちら )泣いて伝える気持ちがあるはず。それを周りが理解して、受け入れてくれることで、どれだけ、悲しみ苦しみが癒されることか・・・私の小さいときの分まで泣いていいんだよ、のび太。ちょっと成長して、我慢を覚えてきたのび太に、心の中でつぶやいてみるのでした。いつもクリックありがとうございます。とってもとっても嬉しく思ってます。是非、今日もクリックしていってくださいね。にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害・自閉症へ障害児応援検索エンジンゆっくりねっとサーチ