「自閉症スペクトラムの子は
表面的にはやりとりが成立しているように見える子でも
真の相互性を手に入れることは困難です」
高機能自閉症・アスペルガー症候群
「その子らしさ」を生かす子育て・・・吉田友子著より
・・・確かに・・・
〜〜〜ある日ののび太家の会話〜〜〜
「最近さ〜ホントに怖い事件が多いよね〜」
「自分がよく無事で生きてるなって思うこともあるよな」
「ホント!図に乗ってるって感じだよね!」
「???」
「ね!」
「???」
「ね!」
「え・・ちょっと違うけど・・・???」
頑張って会話に入ろうとしているのび太ですが、
的をえていない。
・・・と言うか、イマイチ、ずれてる。
で、返事に困っていると「ね?」「ね?」の連呼で、
こちらが「うん」と言うまで「ね?」を言い続ける・・・。
昔から誰かが会話をしている間にムリヤリ違う話で入ってくる・・・
というのはありましたが、
最近は、一生懸命に会話に入ろうとするけれども、
ちぐはぐな言い回しだったりするのび太。
無理に周りとの会話で会わせる必要もないんだよ。
お話をしたければ、周りの人同士の会話が終わってから
「話は変わるんだけど・・・」と言って、自分の話したいことを
話せばいいんだよ。
・・・と、話してはいるのですが、
おそらく、自分が周りにどういった印象でとらえられているか、
まだ、わからないのび太。
親だから「うんうん」と、相づちを打って受け流せるけど、
お友達とだったら・・・?
まだ、3年生だからお友達も理解できないかも知れないけど、
これが、6年生だったら・・・?
視覚優位ののび太にカミングアウトのために準備している本・・・です。
今、いろんな意味で気持ちが安定しているのび太。
伝えるなら今のうち?
それとも・・・まだ、早いのか?
いつもクリックありがとうございます。
今日もポチってしていただくと、しあわせ・・・