卒業文集を読んでみた。

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Nice!

子供の頃の自分を客観的に見れる物を、と思って、小学校の卒業文集のコピーを実家から取り寄せました。私が書いた文章は、内容も薄いし字も薄い(-ω-;)そして自信の無さそうなとても小さな字。書きたくないけど無理に書いてます、みたいな。子供の頃の私は、「本当はやりたくないけど怒られると怖いから・・」と、いつも親や先生に対してビクビクしながら行動していました。先生から生徒一人一人へのメッセージも載っていて、「○○さんは絵が上手だったね」とか「××君は足が速かったね」とか・・でも私は褒められた記憶があまり無く、私は何を書かれたんだっけ??・・と思いながら自分の所を読んだら、「しーさんは百人一首を全部覚えて凄いね」と。百人一首??そういえばそんなことがあったのを思い出しました。いつだったか(たぶん冬休みの宿題か何かで)、百人一首を全部覚えてくるように、というような無茶な話があり、それを真に受けて本当に全部覚えてきたのは私だけでした。今思えば、先生はおそらく「できたら挑戦してみてね」ぐらいの軽い感じで言ったのでしょう。でも常にビクビクしていた私には、「覚えてこないと承知しない!」と聞こえてしまったのかな。元々暗記力に長けていて、百人一首で遊んだこともあったので、覚えること自体はさほど困難ではなかったのだけど、「覚えなきゃ怒られる!」という恐怖感を持ちながら覚えるのは相当苦痛だったなあ・・なんて、当時のことを思い出しました。けっきょく覚えてきたのは私だけだったなんて・・他のみんなは「怒られちゃうかも」という恐怖は感じなかったのか?「私はみんなと感覚が違うのかな〜」って何となく気付き始めたのは、この頃だったかもしれません。でも「先生からの最後のメッセージ」という重要な場でそのことに触れてくれたのだから、頑張って覚えた甲斐はあったけど。。でもそれぐらいしか私の印象は残ってなかったのかな?〜なんて思ったりもしました(^^;)まあ、印象の薄い子だったことは事実です。