「宿題、ちゃんとやってるの?」
「うん!やってる〜」
「一行日記とか、毎日、書いておかないと、
後から大変だからね〜
一行日記だけは、ちゃんとやっておきなよ〜!」
「やってるってば!」
・・・・・という会話を、何度、夏休み中、交わしたでしょう・・・
今日からのび太小学校は2学期です。
昨夜・・・
「宿題、ちゃんとやったか確かめて、
持ち物も忘れ物ないように、そろえたの?」
「うん、大丈夫!ね、パソコンのゲーム、やっていい?」
なんと言っても、「始業式に持って行くもの」がたくさんある!
普段でも忘れ物の多いのび太。
せめて、始業式の持ち物くらい、親がチェックした方がいいかな?
「パソコンやる前に、持ち物確かめるから、お手紙見せて」
・・・と、「持って行くもの」のチェック用紙と、
宿題の数々を持ってきたのび太・・・
・・・・・え?
・・・・・・・・ちょっと・・・?
真っ白じゃん!!!!!
今日の天気と、毎日 一行分の出来事を書く「一行日記」、
夏休みの出来事を、新聞形式で書く「夏休み新聞」、
夏の思い出絵日記、
全部、ほぼ白紙じゃん!!!!!
母、キレル・・・
「お母さん、のび太に何回も『宿題やってるの』って
聞いてたよね?!
『やってる』って、のび太、言ってたよね?!
やってないじゃないのっ!!
さっきも『全部やった』って言ったじゃないの!!
今までずっと、一行日記もやってるって言ってたから、
安心してたのに!
お母さんに嘘ついてたの?!」
動揺して、無言ののび太。
私は宿題なんて、自分がやらないままでもいい、と、思ったら、
やらなくてもいいと思っています。
それで、先生に叱られるのも勉強だ。
だけど、宿題をしていないことよりも、
「やった」と、私に平気で嘘をついていたことが
ショックでした。
のび太は真正直で嘘とかつけない子でした。
(親の欲目?思い込んでいただけ?)
それが、平気で嘘をついていた。
とにかく、このまま提出するならそれでもいいけど、
やるならきちんと書きなさい!!!
というと、「やる」と言って書いてきました。
見ると、一行日記の天気は全部曇り。
旅行や海に行った、以外は、全部、「トランプをした」・・・・・
再びキレル母・・・
「全部、曇りな訳ないでしょっ!
おまけに、忘れたところは全部「トランプ」って・・・?!
また、ここに嘘書くなら、全部消して、真っ白のまま、
持って行きなさい!!」
・・・・・そんなこんな、ごたごたしてるところに、のびパパ帰宅。
「お父さんに自分が何で叱られているか、
ちゃんと説明しなさい!!!」
・・・・・そして、のびパパにもあきれられる、のび太・・・
どうやら、のびパパに「何故、『やった』と嘘ついたか」と聞かれ、
「昨日、気がついて、『どうしよう』と、思ったけど、
どうしようもなくて嘘をついた」
と、言ったらしいです。
のびパパもため息で
「嘘つく知恵がついたか〜
まさか、のび太が嘘、つけるようになるとは・・・」
と、あきれ顔・・・
確かに、「嘘をつく」ってある意味、成長なのかも知れません。
でも、1年生の時、何でもきちんとやらないと
心配で夜も眠れなかったのび太が、
真っ白の宿題の用紙を平気で提出しようとしていたとは・・・
あのまま、白紙の用紙を提出させてもよかったんだけどね。
・・・私が、持ち物チェックなんて、滅多にしないことをして、
やってないことに気づいちゃったから・・・
例えば、
「あ〜どうしよ〜宿題、全部できなかった〜」
って、のび太が言ったら、
「いいんじゃない!
やらなかったのび太が悪いんだから、
白紙のまま持っていって、先生に叱られて来なさ〜い!」
・・・って、言ったと思う。
でも、のび太、私に嘘ついてたんだ・・・
ちょっと・・・いえ、かなりショックなワタシ・・・
今日の新学期は、ヒヤ〜ッとした秋風です・・・
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