とある休日の一幕

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Nice!

録画したテレビ番組をP●Pで見られるようにしてやったら
よっぽどうれしいようで毎日お気に入りのシーンを繰り返し見ている殿。
昨日もP●Pで遊んでいて、約束の時間を過ぎても”おわり”に出来ない。

父が「P●P、おわり」 と何度言っても
殿は「ちょっと、待っててててね」と、言うことをきかない。
(※ 「待っててね」と上手に言えないところが可愛い殿です。)
可哀想だけれど、P●Pをとりあげて隠すことにした。
それからが大変。

P●Pを出せ! と、しつこい。
「おわりです。」と、はじめは穏やかに対応していたけど
あまりのしつこさ、うるささ、に無視を決めた。
しばらく攻防が続いた後、殿は泣き出し、涙ながらに要求してきた。
父はそれでも無視を続ける。 (父もつらいのよぉーっ)

すると、殿は突然、紙に何かを書き、その紙を父に指し示し言った。
「プレイ●テーションポータブル、かしてください!」

これじゃ、いつもと逆じゃん!

や、やるな、 殿!