( 近所で火事があったのです )
まこちゃんと勉強をしていると・・・けたたましいサイレン音。いつもは通り過ぎる音が今日はいつまでも鳴り響いて・・・窓の外を見ると たくさんの消防車が来ていました。
窓をあけてようすを見ると・・・「ただいま消火作業中です。歩行者の方はご注意ください」と放送していました。
「まこちゃん、火事みたいよ」
『ファイアー・エンジン! たくさんだね〜。』
「消防士さんが 火事を消しているんだよ」・・でも2ブロック右なので火は見えません。
ちょっとの間に きな臭い においが漂ってきました。
「まこちゃん、火事のにおいがするよ・・・」
くんくん・・・においをちょっとかいで・・・
『火事のにおい するね・・・』
「そう、火事のにおいだね・・・」
小さく見える消防士さんの姿を見ながら「消防士さんは何をする人?」を実例で学んだのでした。
意図的にシーンを作って学習することは大切。だけど、先生達はなぜか ソーシャルスキルはIQが高い子ども達だけを対象とする傾向があるように感じています。
ソーシャルスキルは どのIQの子ども達にも とても大切なものです。
子ども達は いまどんな事がわかるのかな・・発達にあわせて 教えていくことが大切なのだと思います。
社会性の必要のない子どもは1人もいません。
子ども達の発達の中で、自分→母親、父親→兄弟・姉妹→祖父母→と関係が発達していきます。これも立派な社会なんです。
コミュニケーションに難しさのある障害であっても、永遠に何も変わらないというわけではありません。
発達によって関係も発達していくのですから・・・。
過去に 学校で ある先生が起こした問題を 保護者からの相談が私にあり・・扱ったことがあります。問題の先生は何年にも渡って 生徒を恫喝し精神的に追いつめる等 多くの根深い問題がありましたが、何度 保護者会を開いても学校は取り合ってくれなかったとなど 卒業生のPTAから聞きました。
何年にも渡って普通学級の子ども達は精神的な被害に遭い、おびえて過ごしていました。問題のある先生は 自分の問題を隠すことに手慣れていて、問題のある場面=しっぽをつかめずに大変でした。
良い評価と悪い評価の両極に評価もわかれていて判断が難しかったようです。
ようやく しっぽをつかんでも、当時は 問題のある先生を辞めさせることはできず、他区へ転勤して終わりでした。
現在も、問題があるとわかっている先生に「良い先生です」と嘘のレッテルをはって 他区に出すのは常だと思っています。
こういういい加減な評価をすると『本当に良い先生』がわからなくなるので、とても困ります。
誰だって 子どもを良い先生に指導して欲しいのです。嘘の評価を書いて先生を外に放出するのは困ります。
以前、テレビで言ってましたが「先生を転出させた事には『満足』という評価」「転入した先生には『不満』という評価が多い」ということ。良い先生を転勤させたくないのは どこの区だって同じだよね・・・と思いますが・・・。
それって○○障害だよね〜といわれて テレビで同様の障害名を見て・・・不安がちらついています。
まこちゃんに直接関係がある場合は 問題の深さが違います。
実害が出てからでは 取り返しがつきません。
先生の顔色を見て おびえながら生活している学級生活から環境を離したいと思っています。
正常な学校生活ができるようにするためには何ができるのか・・・管理職の先生と話をしながらすすめていこうと思っています。
まこちゃんは 自閉症傾向ですが、愛情表現もできるし、「相手の人の顔色や態度を見て、自分が嫌われないように振る舞うことができる」子どもです。
その反応は かなり神経質で「神経質という言葉にどれだけ 過敏な神経質であるかという説明を 何重にも重ねて説明をしなければならないほどの 神経質さがある」と言われている障害です。ストレスが一定量を超えると 急激に精神崩壊がおこります。壊れてからでは遅すぎます。
『何かあったら、区教委の○○さんに何でも相談してください』と 都教委の副参事の先生から。
「そうですね。昨年の先駆的な教育の試みからすると、今年は氷河期に突入で、いま私達は 北極圏で氷の塊の上で 流されているような状態ですよ・・・最悪の状況です」と私。
1学期の通信簿は 内容も早退のカウントの仕方も 納得がいかないものだったので、内容を確認させてもらおうと思っています。
学級の教育レベルの事〜気分が悪くなるので考えたくないけど・・・
あと1年半の義務教育。無駄にすごさせたくないし、無理をして学校に行く必要はないんだよね〜とパパに言われながら・・・それでも「8年生と一緒に勉強ができる学校が好き♪」というまこちゃんの意志は大切ですし・・・英語も理科も大好きで「学校に行きます。勉強したいです♪」とはりきっているし・・・良い教育を受けさせるために何ができるかを考えなければならないと思っています。
そうそう・・・鬼婆の私は 定番でお気に入りのディズニーや ドクタースー シリーズのDVDを箱に入れてしまいました。
定番すぎて こだわりが強くなりすぎてしまっては 次のレベルに進めないからです。
しばらく ふえ〜〜ん ふえ〜〜んと泣いたあと、「タンタンはどう? 英語+フランス語+日本語の3カ国語だよ」と見せると・・・にこにこしながら見ていました。お気に入りのシーンを繰り返して見ているようです。
うまく先に進んだら、時々 在庫を変えるような感じでDVDを入れかえてみようかと思っています。
慣れてきて こだわりになりそうな物を あえて違うリズムの物に変えてみる・・こだわりを崩すという表現を使う先生もいるようですが・・・少しずつ変化をつけていくことで 変化になれていくことも大切なんじゃないかな?と思っています。
なんだか まとまりませんが・・・今日はこのへんで・・・。