のび太が小さい頃は、こだわりのかたまりで、
道順や標識にもこだわりがあって、
そりゃあ、大変だった。
お散歩で、いつもと違うコースに入れば、
パニックで道路に寝ころんで、大騒ぎ!
このパニックを治めるには方法はひとつ!
振り出しに戻って正しい道順を進むこと・・・
そうです。
家まで戻って、いつもの通りにお散歩し直し。
今日みたいな猛暑の時なんて、そりゃあ、地獄の拷問・・・
でもそうしないと、ひっくり返ったり、大騒ぎしたり・・・
車でのお出かけだと、別の意味で大変。
初めて通る道路だと、落ち着かなくなって号泣。
会話ができるようになってからは、
「ここは国道何号線?どこに行くの?
そこまで何キロくらいあるの?
なんで、この道を通るの?
こんな道路を通ったら、お家に帰れなくなっちゃう〜」
・・・・・・大騒ぎ・・・。
標識にこだわりがある、と言いましたが、
標識って言っても、
こういう↓ヤツで、おまけに○○まで△キロ、って
表示されているヤツ・・・
今思えば、この標識が知らないところを通ったときでも
気持ちを落ち着けるための手がかりになっていたんだろう・・・
今思えば・・・だけど・・・。
この手の標識を片っ端から暗記していたらしく、
「○市のトイ○ラスのところの交差点から△市まで15キロでしょ、
ここから○市まで28キロだから、
ここから△市まで43キロだよ〜」
何てことを、いちいち隣でブツブツ言う「のび太ナビ」。
先日も、私の妹(のび太のおばちゃん)の嫁ぎ先に
遊びに行くときも、
「あ〜なんか久しぶりだから、道、忘れちゃったかも〜」
な〜んて、私がジョーダンでつぶやいたのを聞いていて
きっと、不安に駆られたのだろう。
いちいち助手席で、「ナビる」のだ!
「はい!そこは曲がらないで!」
「お母さん!そこは、まっすぐに行くと△町に行っちゃうから、
左折して!」
「はい!次の次の信号を右折して!」
「あ〜〜〜〜!!!ここ!ここだよ!ここ、入って!!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・ウザイ!!!!!
知ってるっちゅーの!!!
去年、海から帰るときに、曲がるところをまっすぐ行って、
すぐに間違いに気づき、引き返したのだが、
その時ののび太は、涙目でパニック寸前だった・・・。
ナビのデータ、ぶっ飛ぶ寸前・・・
・・・っていうか、私、そんなに信用ない?
ま、最近は柔軟性も出てきたナビ。
「お母さん、スーパーに寄るならそこは左折、
おうちに帰るなら直進です!」
・・・・・ま、ウザイのには変わりないけど・・・。
ありがたいやら、ウルサイやら・・・。
おかげで、今年買ったばかりの我が家の新車、
ナビはついておりません・・・
ビンボーだから?
・・・・・ウルサイ「ナビのび太」搭載済みですから・・・(汗)
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