週刊誌に河合隼雄さんの追悼記事が載っていました。
河合さんを「人生の師」という柳田邦男さんとのやりとりがこのように書かれています。
『・・・(柳田さんの)息子の「心の病」が表面化し悩んでいた時期、そのことを河合さんに漏らすと急に真顔になって、こう言ったという。
「子どもの命や心の危機に直面したとき、親は80点、90点ではだめ。100点満点をとらなきゃいけない。自分が崖っぷちに立ったつもりでなければ、何をやってもだめだ」・・・』
親にしかできないこと、それを疎かにしないことです。本気でやってみることです。
・・・子どもを育てるとは、そういうことなんでしょう。