枝豆ちょきちょき♪

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Nice!


 枝豆・・・感覚過敏のこどもには いや==☆もうだめえ〜〜☆ あっちにやって〜☆
 というくらい ちくちく感覚はたまらなく いやなものの1つ。
 手が汚れることは大嫌い・・・ちょっと前までは つまんでさわることもできなかった・・。

今日はパパが出張から早く帰ってきました。私は区役所で用事をすませて・・・区役所内でちょっと寄り道。まこちゃんの宿泊学習が無事にできたご報告も♪ まこちゃんを応援してくれる素敵な人に会うと 私はたくさん元気をもらってがんばれる気がします。

帰りに 社宅に週2回来ている八百屋さんで枝豆を買いました。
「ねぇ、さいきんお宅のぼくを見ないけど、元気にしているの?」=昨年は学校を早退して通っているところがあったので、八百屋のおばさんに いつも挨拶していました。
区役所から戻ると 近所の方に「ぼくは元気にしている? ぼくを見ているとほんとうに癒されるのよね。もう存在だけでいいから〜って・・失礼なことを言ってごめんなさい・・でもね ほんとうに何もかも嫌なことを忘れちゃうくらい ぼくに癒されるのよね〜」と・・・会う人、会う人に まこちゃんは声をかけてもらいます。
まこちゃんがいるだけで癒される 幸せな気持ちになると言ってくれる人に とても恵まれて きっとまこちゃんの笑顔がやさしく ふんわりと輝いているのだと思います。

「まこちゃん パパに枝豆を食べさせてあげたいんだけど・・・カットするのを手伝ってくれる?」
「いいですよ〜♪」
テーブルの上に新聞紙を広げて 枝豆を袋からだして とても積極的に準備をするまこちゃん♪
もうそれだけで 感動する私。
だって・・・枝豆のいがいが感がだいじょうぶなんて・・・なんてすごいんだ〜って思うし、積極的に自分から準備をしてくれるなんて感動〜〜〜☆


『おとうさん(の) 枝豆で〜す』


枝豆の先とおしりをカットして・・・はさみでちょきちょき♪


よ〜し、全部カットしちゃうぞ〜♪

『まこちゃんがお手伝いしてくれた枝豆 とっても美味しいよ〜♪』とパパが言うと、
「まこと たくさんカットしました〜〜♪ 枝豆カット たくさんがんばりました〜♪」とアピール♪

枝豆カットのお手伝いに 100円♪ まこちゃんが「お手伝い=働く」と「お金がもらえる」 すると好きな本を買える 好きな物を買える という楽しさにつながるといいな〜と思っています。

『みなさん、家庭で しっかりとお手伝いをさせていますか? お手伝いをさせてください。
 お手伝いに対して お金を払って それで自分の好きなものが買える経験をさせてください。
 いまお子さん達は 親からおこづかいをもらうだけの生活をしていますよね? ただもらえるお金ではなくて手伝って=労働して お金をもらう経験をさせてください。』
青鳥養護学校の校長先生が 学校公開の時に話してくださった言葉です。
何からはじめよう・・・と思って プログラムを考えていると ちょっと尻込みしちゃうけれど、苦手なことをがんばったら100円 
少しずつの すこしずつの積み重ねが 大きな経験になる。

☆☆まこちゃんの がんばりが 未来を創る力となりますように☆☆

私の理由で、学校をお休みした日は 学校の勉強が終わってから続けて家庭学習をするわけではないので 精神的には楽ですが・・・

学習の進め方には ポイントがあって、まこちゃんが理解しているか表情や反応の速度・動き方から判断して 学習の内容、学習のスピード=そのときに学習して脳にデータが入るスピードを微妙に調整しながら 学習をすすめます。
早すぎてもいけないし・・・遅すぎると=興味をそいでしまい 学習の意欲を失います。
この微調整ができないと・・・楽しく学習をするというのは どの子供にとってもむずかしいことになるでしょう・・・。家庭教育も 子供とママのタイミングが大切で・・・ずれると・・・バトルになるわけです。うまく行っているように見える我が家でも バトルはあります。
発達障害の特徴である 前頭葉の動きを活性化させて 脳内神経の形成を行い 信号が円滑に回るようにしていくために・・・毎日の学習が欠かせないのです。
それを理解できない教育機関は 発達障害の子供には「生活訓練ばかり」を行わせて「学習ができるわけがない。学習は苦痛だから行わず、楽しい事だけをすればいい」という過去の教育の過ちの上塗りを続けることになります。どんなに障害が重くても 人間は一生涯 学習を続ける生き物なのだと私は思います。

私が毎日をどんな思いで、どんなに苦労して 新しいことを教えるために積み上げてきたか・・・
B区で まこちゃんを一生懸命に指導し、いっしょに考え 眠れないほど悩み、苦労して指導方法を考え 能力を伸ばしてくれた先生方は いつも まこちゃんの成長を感動で涙するくらい一緒に喜んでくれます。

まこちゃんの学校には 努力しない先生がいる席は無いんじゃないか?と思うくらい先生ががんばっています。でも・・全ての先生を把握し知っているわけではありませんし、私は評価をする立場の人間ではありません。全てがパーフェクトである学校は無いわけだし・・・だけど常に理想を持って 子ども達の教育に心を育てることに全力をもって取り組んでいる学校だと 私は思っています。
私が知っているのは まこちゃんの学校には 意欲があり いつも生徒の事を考え、懸命にプログラムを開発し 責任感が強く 常に前にすすみ続け、問題があれば素早く対応し解決に向かう姿勢のある 先生方の姿です。この学校は 意欲的な先生が集まる学校です。それは変わりません。
もしもそうでない先生は 居場所がなくなっちゃうだろうな〜と思います。

午前中は 数学Gを10枚(中学1年レベルの計算) 国語の読解力のプリント2枚(表裏あり) 英・英語を10枚 日本語を10枚 社会のプリント〜自宅で購入(都道府県の練習=テスト勉強)を学習しました。

認知力は伸びているけれど、生きていけるだけの能力があるかといえば そうではないな〜思います。
積み重ねてきた力が いつか脳内でトータルにつながって まこちゃんの生きる力になりますように・・・
七夕の日に。