これ、私でもわかるかな?設定が難しくないか?
と聞いてきたので、じゃ、ちらっとみるよぉ。と言いながら読んでしまった。
いやーこの不思議系というか、昔話系というか、こういうのはやはり宮部みゆきさんのは、筆の力があって引き込まれる感がすごい。
あっという間に読んでしまいました。
続いて、こちら。
もう恋愛話の王道でオチもわかるのに、大阪商人を絡めているので、ものすごく心地いい。先月、大阪のジュンク堂では文庫の売り上げの上位に食い込んでいた模様。東京の人だと読みにくのだろうか?大阪出身の私としては、ほぼ、人の話を聞いてる感じで読めてしまいました。
次はこちら。
大阪で生まれ育った母に育てられた私は、もちろんのこと、作者の言うことは、まるで母の友達か?と思う感じでした。私が高校生の頃、京都の大学を受けるのでさえ、もう全力で反対。万が一受かっても、我が家からだと通うのは、距離的にほぼ不可能だったので、もし京都の大学に通うとなれば、京都にせねばならず..。そんなことを家で言える雰囲気はなかった....。下宿をしてみたいと思っていた私は、ちらっと母に
「京都にもさー。受けたいなーと思うところはあるんだよね。」と言った瞬間に
「大阪に、ぎょーーさん大学はあるさかい、京都に行かんでもええやろう。」となんだか、京都に行くことが都落ちのような言い方をする母。いや古都「京都」からみたら、どうみても大阪が都落ちじゃないのか??と当時の私が思った。
いちいち読みながら笑った...。「東山が西に見える」のあたりがもう吹きまくりました。
という3冊でした。