作業所見学・将来のこと

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Nice!

しばらく充電しておりました。

ブログを書き始めると、とても時間が取られるので、
あわただしい時期には自然とパソコンをひらくことから遠ざかります。

新学期が始まり、学校や地元の会の勉強会やミーティング、
行事の説明会、係活動などが矢継ぎ早にあり、
認知症の母が誤嚥性肺炎で入院したこともあり。

ツヨがいるときはその対応に追われ
(トイレを掃除したりね)
一人のときは難しい年頃の娘の対応について考え、
無事退院はしたものの、食事のむせこみが多くなった母の
この先の対応をどうするのか悩み、
自分以外のことを考える年代なのだなぁと感じます。

食事がむせ込むようになると、直接胃に食べ物を注入する「胃ろう」という
段階に進むことがあるのですが、
最近の老人医療は、一昔前の何が何でも「一日でも長生きする」、
という考え方から、「自然な老衰を受け入れる」
という考え方に変わってきています。

治せるものは治すということは必要ですが、
判断に迷うことがこの先出てくるでしょう。

息が苦しい時に酸素を吸入しない、
食べられなくなったときに点滴で栄養を補給しない、
自分の親が目の前でそうなったら・・・
歳だからと分かってはいても、その時に判断を委ねられることがつらいです。

急変したときに手術するとか、心臓マッサージをするとか、
そういうことでは「そこまでは」とあきらめもつくかもしれませんが、
ゆっくりと何もせず老衰していくのを見守るのはつらいでしょうね。

先日NHKスペシャルで、ちょうどそういうテーマで特番がありました。

そんなこんなの中、ツヨの学校では就労に向けた見学会があり、
先日はわりとご近所の作業所に行ってきました。

まだ中一ですが、何か所かある就労先を時間をかけて見学しておくようにと、
進路の先生も勉強会の講師の先生も口をそろえて言います。

小学生のうちはピンときませんが、
中学生になると、見学先で「もしこの場にうちの子がいたら・・・」
ということが少し想像できるようになっているものです。

「どんな仕事が好きか」ということと
「どんな仕事ができるか」ということのはざまで
障害あるなしに関わらず、人は誰しも模索していくのですが、
そのバランスをとれるかとれないかということは、
18歳になったときにどんなパーソナリティが形成されているか、
親がどんな適切な道に導けているかに大きく左右されるような気がします。

言うは易しなのですが。

見学した作業所は、ほかで就労したけれど作業がいやになってしまって、
こちらに移ってきた方が何名かいるとのことでした。
そういう話はよく聞きます。

グループホームの話も聞きましたが、
延々終わらなくなりそうなのでまた今度・・・

いつもありがとう

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小1の頃 真面目さは満点でした!